ブログで商品レビューついでにAmazonのアフィリエイト(Amazonアソシエイト)で商品広告を掲載することって多いですよね?
このブログにも少しですが商品リンクを掲載していますが、Amazonアフィリエイトについて少し残念に思っている事があります。
それがアソシエイト・セントラルのレポートを見ても、直接リンクでなければクリック数しか解らず、どの商品がクリックされたのか解らないという点。
これ、同じように思っている人って多いんじゃないでしょうか?
という訳で今日は、そこを解消するネタをシェアしたいと思います。
Amazon.JSだとクリックされた商品が簡単にチェックできる!
サイト内のクリック計測をする場合、通常はGoogleアナリティクスのイベントトラッキングという機能を使います。
※イベントトラッキングって何?という方は下記の記事が参考になると思います。
上の記事を見ても解る通り、イベントトラッキングでクリック測定する場合には、イベントトラッキングの仕様を理解し、それに合せたコードを書く必要があります。
(ぶっちゃけ面倒ですねw)
ところが、Amazon.JSというプラグインはデフォルトでイベントトラッキングの機能を盛り込んで下さってます。(AmazonJS作者さんのサイト | kwLogを見ると、Amazon.JS バージョン0.7以降で対応して下さったようです)
なので、Javascript?jQuery??という人でも、どのページの、どの商品がクリックされたのか簡単にチェックできる仕様になってます。
(これはアリガタイョ!)
Amazon.JSのイベントトラッキング導入には少し事前準備が必要なので、そこから見て行きましょう。
Amazon.JSの準備
準備といっても下記の2点を実施するだけ。
- Amazon.JSを最新バージョンに更新する。
- Amazon.JSの設定の「Google Analyticsで商品リンクのクリックをトラッキングする」にチェックを入れる。
これだけです。
Googleアナリティクスではここを見て!
以上の準備が出来たら、Googleアナリティクスでクリックの確認が出来るようになります。
確認はGoogleアナリティクスの「行動」→「イベント」で
クリックの確認はGoogleアナリティクスの「行動」の「イベント」という項で行います。
「イベント」の項の上位のイベントをクリックし、表示された「イベント カテゴリ」から「AmazonJS」を選択して下さい。
後はプライマリディメンジョンを「イベント ラベル」に切り替えてあげれば、サイト内で紹介している商品リンクが一覧表示され、いつ、どのリンクが何回クリックされたのか解ります。
セカンダリディメンジョンでページも確認しよう
が、これではちょっと物足りない。
というのも同じ商品を複数のコンテンツで紹介している事もありますよね?
こういう時はセカンダリディメンジョンを使いましょう。
ページ単位で見たい場合は、セカンダリ ディメンジョンのドロップダウンメニューから、「行動」→「スクリーン名 or ページ タイトル」を表示してあげればOKです。
これで具体的にどのページでどの商品がクリックされたのかが解りますね。
あとは解析しつつ商品リンクの掲載位置を調整してあげるとコンバージョンが上がるかもしれませんね。
まとめ
以上をまとめます。
- Amazon.JSだとクリックされた商品が簡単にチェックできる。
- Amazon.JSを設定したらGoogleアナリティクスで確認しよう。
- あとは解析しつつ商品リンクの掲載位置を調整してあげるとか。
といったところです。
なお「Amazon.JS?使ってねぇよ!」という場合はGoogle Analyticsのイベントトラッキング コードを自力で埋め込んであげればOKです。
チャレンジしてみたいという方は、以下の記事を参考にしてみて下さいね。
イベント トラッキング – ウェブ トラッキング(analytics.js)
developers.google.com
外部サイトへのリンクやPDFなどのダウンロードを、イベントとして計測したい場合には、Googleアナリティクスの、イベントトラッキングという機能を使おう。
web-tan.forum.impressrd.jp
AmazonアフィリエイトのクリックをGoogleアナリティクスで計測する方法|Ferret [フェレット]
Amazonのアフィリエイトタグを貼っているアフィリエイターも多いと思います。そのクリックは、ちょっとした一手間でGoogleアナリティクスで検証することが可能です。イベントトラッキングで検証しましょう。
ferret-plus.com
イベントトラッキングの使い方が解ると、サイト上の様々なアクションを計測できるようになりますので、これを機にイベントトラッキングの使い方を覚えてみるのも良いかもしれませんよ。
以上、参考になれば幸いです。^^