『「三十路 偉そう」というキーワードで検索1位を獲ろう!』という某ブロガーさん発案の企画が盛りあがってますね。
最初に企画を見たときは「集まるのは数名くらいかな~。面白そうだから1位を狙ってみようかなw」なんて考えてみたりもしましたが。
辞めました。
企画に参加されている皆さんの記事を読んでいると、同じ「三十路 偉そう」というキーワードでも切り口は色々あるんですよね。
- ネタ記事あり
- 自分の過去話あり
- 全く別の切り口あり
と、皆さんホントに色々考えられてて驚きましたし、こりゃ僕もマジメに、そして純粋に記事を書きたいなと思った次第です。
という訳で、三十路について普段ツラツラ思っている所をシェアしたいと思います。
僕の三十路は偉そうなんてモンじゃ無かった。
家庭やプライベートでは、今と変わらず腰が低くて笑顔が素敵な三十路男でしたw
が、職場においては、
- 気に入らない相手には容赦なく噛みつき
- 年上だろうがなんだろうが吼えまくり
- 社長や部長にまで噛みついたり
そりゃもう、偉そうなんてモンじゃなかったと思います。
なんせ、社長との面談で「人間性がなっとらん」って怒られる程でしたからw
(確か3年半くらい人間性について言われ続けたかなw)
なぜ三十路あたりで偉そうと言われるのか。
そんな自分の経験と照らし合わせて見ると「まぁ三十路あたりは偉そうって言われガチな年齢だよね」と思う訳です。
なんせ、大卒であれば社会人になって8年目、短大・専門卒だと10年目に差し掛かる年齢ですからね。
この頃に「偉そう」と言われる三十路は概ね、
- 仕事はイッパシにこなせるし。
- 後輩も増え、時には部下持ちとなっており。
- 少々デカイプロジェクトでもキーマンとして参加してたり。
といった感じになってますよね。
加えて、この時期には、この時期特有の「無敵感」っていうんですかね。
- 俺にこなせない仕事なんて無ぇし!
- 若い連中は根性ねぇし!
- ってか、おっさん達、守りに入り過ぎだしwww
ぐらいのイケイケドンドンになってる訳です。
(さすがにそれは言い過ぎ?w)
なので、三十路あたりで「偉そうだ」「生意気だ」って言われるのも、ある意味仕方が無いかなと思います。
三十路で偉そうなのは悪い事なのか
問題は、この時期に「偉そうだ」「生意気だ」って言われるのが悪い事なのかって点です。
(あ、家庭やプライベートで「偉そう」ってのは別・・・ねw)
僕の個人的な意見としては、仕事や職場においては、むしろ三十路あたりで1度は偉そうになった方が良いんじゃないかとさえ思ってます。
というのも、この時期の「偉そう」は、目の前の仕事に真剣に取り組んでる証だったりしますしね。
例えば先ほどの悪態はおおむね、
- 俺にこなせない仕事なんて無ぇし!・・・実はハッタリ半分、引けない覚悟の様なものの裏返し
- 若い連中は根性ねぇし!・・・スキルや知識で追い付いてこない後輩へのもどかしさの表れ
- ってか、おっさん達、守りに入り過ぎだしwww・・・安全策ばかり言う上司への不満の表れ
だったり。
(もちろんオラオラせずに上手く立ち回ってるもっと賢い人もいますけどねw)
加えて、こういう尖った時期を経験して初めて分かる上下関係の機微とか、踏み込んで良い・悪いの間合いとかってのもあります。
(僕は大抵地雷を踏んでたようですがw)
実際に、こういう尖った時期を経験している人と、そうでない人のその後を比べると前者のの方が明らかに仕事ができる人の率が高いというのも実感としてあります。
三十路はずっと偉そうなのか
それでも「偉そうなのはちょっと・・・」という方もいると思いますので一応そこもフォローしておきますねw
実は、三十路はずっと偉そうなのかというと、そうでもありません。
オラオラしてると当然、仕事の質・量ともにどんどん上がって行きますので、徐々に自分のキャパを超えて来ます。
そうなってくると、
- 独りで全ての仕事がこなせる訳じゃない。
- 部下や後輩は成長過程にあって今の自分と同じ事を期待するのに無理がある。
- マネージメントが増えると周囲との調整が大事。
- 上司に守られてる部分も大きい。
とかね。
(もっとゲスな言い方をすれば、「周囲をうまく使う方が楽だって事に気付く」とかw)
まぁ色々な事に目が行くようになってくる訳です。
そうすると、自然と周りが見えるようになって来て徐々に尖った部分が削れていくものなんです。 (まぁ、みんながみんなでは無いのがアレですけどねw)
という訳で、「偉そうな三十路」を見かけても、一時のオラオラなんで温かい目で見守って上げて欲しいものですw
偉そうになった三十路が、その後に目指すべき道は
ちなみに、自分も徐々に角が取れてきたなぁ~と思ったら、次の三十路に偉そうになってもらう場を作る方向にシフトして行くのが良いんじゃないかと思ってます。
かつての自分が、そんな場を作って貰ってたように。
で、オラオラしてる三十路達にこういうんです。
「俺の若い頃は、もっとオラオラしてたぜw」
ってねw(実際、そういうオッサン。周りに居ませんか?)
実は、そういう古き良き日本っぽいのが一番健全な職場なのかも知れませんねw
三十路あたりで一度は偉そうと言われてみませんか?
まぁアレコレ書いてきましたが、仕事や職場に関してだけ言えば、尖ったオラオラモードに入る時期は有ってもも良い。
というか、一度そこを経験している人間とそうじゃ無い人間では、その後に大きな差が付くと思うので、ビビらず一度は「偉そう」と言われる時期を経験してみる事をおススメします。
あ、もちろん置かれている職場環境にも寄りますし、オラオラし過ぎて上~の方のお偉いさんに目を付けられて全然昇進できない、、、なんて事もありますので、何事もほどほどにw
※何か有っても責任は取りかねますので、アシカラズw
最後に
最後に、この企画について少々触れたいと思います。
始めに『「三十路 偉そう」で一位を目指そう!』って企画内容を見た時は、 これって誰得な企画なのよ~www なんて思ってました。
でも、企画に参加された皆さんの記事を読ませて頂いたりするに連れて、
- 「三十路 偉そう」ってキーワードでも切り口は豊富にあるし。
- 誰かの後押しや気付きになる記事が書けるもんだし。
- 検索順位の入れ替わり要因も目の当たりにできるし。
と、今では「実はものすごく良い企画だったんじゃない!」って思ってます。
という訳で、この素晴らしい企画を発案された三十路さんには、今さらながら感謝の念を禁じ得ません。
三十路さん、本当にありがとうございました!
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