先日、午前午後の2部制で1構成80分のセミナーがあり、その司会進行役をさせて頂きましたた。
しかも、セミナー講師は日経の関連雑誌で連載を持たれているという業界では超有名な先生でして、なかなか冷や汗モノの進行役でした。
(本業の業務の一環なので詳しい話はアレですがw)
で、そのセミナーを通して思ったのが、
あぁ、なるほど。みんなセミナーにノウハウ聞きに来てるのかーw
という事。
と同時に、「勿体無ぇなぁ」と。
(これ、先月参加した大阪のアクセスアップセミナーの時も思ったんですけどね)
という事で今日は、その辺りでアレコレ感じた事についてシェアしたいと思います。
セミナーにノウハウ聞きに行くとか、マジ?
皆さん、セミナーに行くとノート取ったりしながら終始、真面目に聞いてません?
これ、不思議なんですが、
セミナーで話す内容って、大半は事前に公開されてますからね。
例えば、セミナー講師の、
- 書籍
- 雑誌の連載
- ブログ
- メルマガ
などなど。
なのでセミナーを受ける事前準備として、セミナー講師が発信してる情報を見ておくと、セミナーで話す内容の大半は知ってる話になるハズなんですよ。
セミナーの中でしか語られないノウハウなんてセミナー全体の2割も無い。
(たまに知ってる話ばっかりで意味無かった的な事を言う人もいますけど、それ当たり前ですからw)
例えば、90分のセミナーで質疑応答20分とかだと、まぁ目新しい内容なんて10分~15分くらいあれば良い方です。
(大抵はもう少し少ないくらいかな)
逆に言えば、その1~2割がセミナーのキモにもなる訳ですが、それ以外の部分を必死にメモしても仕方ないって事です。
セミナーで重要なのは「交流」
で、セミナーは超マジメに聞いてる割に、
- 質疑応答では質問しない
- 名刺交換もしない
- 懇親会にも参加しない
とかね。
ホンの10分~15分の知らない内容を聞くために、わざわざ高い金払って、わざわざ時間を工面して来てると思うと・・・それ、勿体無いと思いません?
セミナーは一般化された内容なので。
そもそもセミナーって、講師からすると多数の参加者に向けて話すモノなので、どうしても一般化された内容になってしまいます。
なので、自分のケースに当て嵌めるとどうなんだろう?って思う事も多々ありますよね。
そこを「自分のケースだとどうですか?」って聞くためには、
- 質疑応答では質問する
- 後日質問させて頂く確約をとる
とか、このご時世だとセミナー講師の方とSNSで繋がっておいて、その後の交流の中で少しづつ聞いてみるとか、そんな工夫が必要な訳です。
他の参加者との交流もね
もう1つ、セミナーの「交流」という点で意識しておくと良いのが、他の参加者との交流ですね。
セミナー参加者というのは、同じテーマに興味を持った人の集まりになりますし、そのレベルも人それぞれです。
なので参加者一人一人に感想を聞いていくと、中には、
- セミナー講師の知人が応援参加してたり(セミナーの内容についてもメッチャ詳しかったりw)
- 実はその道のプロが参加してたり
といった事も良くありますしね。
参加者同士の交流って案外侮り難しですw
ブロガーならセミナーレポートも書いたら良いのに
これについては、大阪のアクセスアップセミナーの時に感じた事なんですが。
皆さん、セミナー参加してもレポートって書かないんですね。
(まぁサイトの運営方針にもよりますけどね)
大阪のアクセスアップセミナーで言うと、参加者が大体40人くらいで、レポート記事を書いた方が僕を含めて4名くらい。
これまた勿体無いないなぁと。
セミナー
- セミナー講師にSNSなどでシェアして貰える
- セミナーに参加できなかった人に記事を見て貰える
って可能性もありますので、専門ブログとかでセミナーレポートは趣旨に反するって事でなければセミナーレポートは記事にしといて損は無いかなと思います。
最後に
以上をまとめます。
- セミナーの内容の大半は事前に公開されてるよ(セミナーのキモを知りたければ予習が大事)
- セミナーで一番大事なのは「交流」。講師だけじゃなく他の参加者と交流してみると案外・・・
- ブロガーならセミナーレポートも書いたら良いんじゃない?
といったところです。
ちなみに、セミナーだと1~2割がキモって言うと「残りの時間は何すんのさ?」って言われそうですが、セミナーの雰囲気とかをツイートしたりして遊んでれば良いと思いますw
(結構反応があって面白いですよ)
以上、参考になれば幸いです。