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西日本豪雨の災害現場で感じた「自由」とは何か【第19回 岡山ブログカレッジ(岡ブロ)レポート】

okaburo19

先日(11月18日)に岡山ブログカレッジ(第19回) を開催してきました。

岡山ブログカレッジ(通称:岡ブロ)は、
共にブログを学んで楽しむを面コンセプトにした、岡山のブログコミュニティです。
なお、僕も主催メンバーの1人です。(他の開催回はこちら → 岡山ブログカレッジ

今回のテーマは、

『災害と情報発信『信頼』ってなんだ!? ブログが繋ぐもの』

ということで講師に、

  • こども向け英語講座 講師
  • ゴスペルシンガー
  • 「子育てをもっと、楽しもう」をテーマにしたコミュニティ SOSUの代表

など、様々な顔を持ちつつ、「西日本豪雨 直後の災害ボランティア活動」を精力的にこなされた マイコ さんをお迎えして色々とお聞きしてきました。

西日本豪雨災害の真備

ご存じの通り、西日本豪雨災害では岡山も甚大な被害を受けました。岡ブロ参加者の皆さんも少なからず、被害を受け、あるいは親戚や友人・知人の被災を目の当たりにされたと思います。

 

そんな中、マイコさんは災害現場へと赴きボランティア活動にまい進していくことになります。

 

マイコさんが災害現場で何を感じ、どう向き合ってきたのか。

そんなお話をお聞きすることができました。

 

今日はその一部をご紹介したいと思います。

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普通の主婦が西日本豪雨災害のボランティア活動へ

まずは、マイコさんが災害ボランティア活動を始めるまでの流れを時系列で簡単に紹介しておきます。

7月6日:岡山で豪雨発生

夜にドーンという爆発音を聞いたものの、この時は余り気にも留めず就寝。
(後に総社にあるアルミ工場の爆発だったと知る)

7月7日:各地の被害状況が明らかに

一夜明けて各地の被害状況が明らかになるにつれ、事態の大きさを理解するも、様々な憶測や噂が広がり、情報が錯綜。

 

情報収集のために市役所へ。

 

職員に情報の拠り所となる公式情報の発信アカウント(特にSNS)の必要性を説くも準備に時間がかかると聞く。

その流れで、災害ボランティアへ。

 

SNSの公式アカウントが準備できるまで、個人アカウントを活用して公式情報の発信を手伝うことになる。

7月9日

甚大な被害を受けた真備町にいる友人・知人と連絡を取り合う。

 

ここで、災害のスペシャリストである 神原先生とつながる。
(知人のお姉さんで、普段は高知で活動をされてますが、この時たまたま真備に)

 

神原先生の要請で、以後、活動の拠点を真備町へと移すことになります。

災害の最前線

真備町は特に被害が大きく、街ごと家が泥水に浸かってしまった映像がニュースで何度も放送されてましたので、ご記憶にあるかも知れませんね。

災害の最前線は次の様な状況だったそうです。

災害現場のリアル

水害は2週間が勝負と言われるが…

家屋に浸水があった場合、2週間が勝負と言われます。

 

なるべく早く対応しなければ、柱や壁が腐敗していき、建屋は大きなダメ―ジを受けます。

また、カビや細菌が増殖し、感染症や伝染病といった二次被害の拡大も懸念されます。

 

ところが。

 

水を吸った家財道具はかなりの重量になり、屋外へと運び出すだけでもかなりの重労働。

特に、お年寄りだけの世帯は片付けもなかなか進まなかったそうです。

ライフラインは全て止まる

更に、被災直後は、電気、ガス、水道といったライフラインは全て止まり、電話もなかなか通じなかったそうです。

 

泥水を洗い流したくても、身体の汚れを洗いたくても、水が無い。。。

加えて、7月の熱気の中、エアコンどころか扇風機さえ動かせない。

 

そんな状況の中で過酷な作業が続きます。

被災地の最も有効な情報手段

加えて、ライフラインが止まると、

  • ネットも通じず、LINEやSNSもほとんど機能しない(それでもマシ)。
  • 電気が止まるので、そもそもスマホの充電ができなくなる。

そうなると、必要な情報にアクセスするのも困難になっていきますよね。

 

結局、被災地の最も有効な情報手段は、

  • 口伝
  • 張り紙

の2つだったそうです。

最後に

以上のような過酷な災害現場で、マイコさんは何を感じ、何を学んだのでしょう。

講義の裏テーマに「自由とは何か」を設定されたことで、その一旦を窺い知ることができました。

 

マイコさんが講義の中で仰っていた言葉。

災害現場では、自分で考えて動ける人間しか役に立たない。

周囲の目や批判を気にしている暇は無い。

自分がやれることをやる。

これは災害現場に限らず、人生に通じる言葉だと思います。

 

今やれることをやっているだろうか。

周囲の目を気にして 自分の思い押し殺してないだろうか。

 

そんなことを考えされられた1日でした。

また、ここでは挙げきれませんでしたが、他にも学ぶに値するお話をたくさんお聞きすることができました。

マイコさんにお会いする機会があれば、ぜひお話を聞いてみて下さい。

 

マイコさんは、主催されているコミュニティ「SOSU」では、西日本豪雨被災地復興支援としてイベントの企画、運営を続けられているそうですので、興味があれば、1度参加されるのも良いと思います。

SOSU(素数)

子育てはもっと、楽しめる!

sosu.site

 

以上、参考になれば幸いです。

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次回の岡ブロ

次回(12月9日)の岡ブロは、岡ブロ主催メンバーの チー/戸井健吾さんさんが務めて下さいます。

 

テーマは『会社をやめたら自由なのか?』。

 

『会社を辞めて自由になろう』

ネットではよく見かける話ですよね。

 

2018年7月一杯で、10年間勤めた会社を退職し、フリーランスになった、チーさん。

あれから約4ヵ月経ったわけですが、実際のところはどうだったんでしょう?
(傍から見てる限りでは…w)

 

まぁ、チーさんの場合は自由になりたくて会社を辞めた訳ではありませんし、色々と顔の広い人なので周りが放っておかなかったんじゃないかな?とは思いますが。

 

という意味では、将来的に退職、フリーランスを視野に入れている方には、ぜひ参加して欲しいテーマです。

なお、詳細はこちらをご確認下さい。

実録!会社を辞めたら自由!のハズじゃ……。第20回岡山ブログカレッジは12月9日に「大橋家住宅」で開催 #岡ブロ | アナザーディメンション

2018年12月9日開催、第20回岡山ブログカレッジの開催告知です。今回は「会社を辞めたら自由なのか?」をテーマに、岡山ブログカレッジ代表のチー(戸井健吾)さんが講師を担当します。

estpolis.com

ちなみに次回の会場も、国指定重要文化財に指定されている「大橋家住宅」を予定しています。

岡ブロ Web版

これは気になる!

でも、、、

  • 遠くて参加できない。。。
  • 日程が合わなくて。。。
  • 仕事が忙しくて。。。

そんな方のために、岡ブロはWeb版をご用意しました。

当日のライブ配信、開催後のアーカイブの視聴もできますので、当日の参加は難しいという方は、こちらをご利用下さい。

岡山ブログカレッジWEB|チー|note

ブログをもっと楽しく!
をモットーに、岡山で毎月開催しているブログ勉強会「岡山ブログカレッジ」のWEB版です。

遠方なので岡山まで足を運べない・子育てなどで時間がとれない方に、過去開催のアーカイブ配信・ライブ配信の視聴・運営の裏側(不定期)、などをお届けします

note.mu

以上です。

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岡ブロ参加者のレポート記事

なお、今回の開催内容が詳しく知りたいという方は、岡山ブログカレッジに参加頂いたみなさんのレポート記事を参照して下さい。

参加者のみなさん

主催メンバー

coming soon!

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