ここまでビジネスシステムの開発/調達、セールスの2つのモジュールについて解説してきました。
この2つ(特にセールス)を理解できるとアフィリエイトについてもフレームワークに落とし込むことが出来るようになります。
ということで、折角なので今日はアフィリエイトのフレームワークについてシェアしたいと思います。
ビジネスシステムの概要
一般的なビジネスシステムの概要は下の図の通りでしたね。
- 企画
- 開発/調達
- セールス
- フルフィルメント(導入/配送)
- アフターフォロー
の5つのモジュールに上流工程へのフィードバックを加えたものが全体像となってます。
アフィリエイトのフレームワーク
上述のビジネスのフレームワークを元に一般的な?(いわゆる物販系などの)アフィリエイトのフレームワークに落とし込んでみると、
- 企画
- 開発/調達
- セールス
の3つのモジュールだけになり、実にシンプルな構造だというのが解ります。
以下、それぞれのモジュールについてアフィリエイトバージョンで見ていきましょう。
企画
企画のフェーズで行うのが「コンセプト作り」です。
アフィリエイトの場合、
- どんな案件を取り扱うのか
- どんな方法で集客するのか
- サイト構成はどうするのか
- クロージングまでのステップはどうするのか
などを設計していくことになります。
どんな案件を取り扱うのか
ここでの選択肢は大きく分けると、主に「得意なジャンル」か「儲かるジャンル」かの2択になりますが、どちらもメリット・デメリットがありますし、集客方法にもかなり依存しますので、どちらが良いかというのは一概に言えません。
強いて言えば
- コンテンツメインで集客するなら得意なジャンル
- 広告メインで集客するなら儲かるジャンル
で選んだ方が何かと、やりやすい印象です。
どんな方法で集客するのか
ここでの選択肢は主に「コンテンツ」「SNS」「クリック広告」といったところですね。
どれを選ぶかというより、有効なモノは全て使うといったイメージを持っておくと良いでしょう。
サイト構成はどうするのか
ここで考えるのは主に「環境」「サイト構成」の2つ。
環境については、無料サービス(無料ブログ、無料ホスティング)を選択する場合もあれば、独自ドメイン+レンタルサーバーという場合もあります(中には独自ドメイン+独自サーバーというツワモノも居ますね)。
サイト構成については、案件ごとに小規模サイトを作って行く方法を取る場合もあれば、1つのジャンル・複数案件で大規模サイトを作って行く場合もありますね。
クロージングまでのステップはどうするのか
これはサイト構成にもよりますが、1つのコンテンツページ内からセールスページへ送客する場合もあれば、セールスページへの送客用ページを別途用意する場合もあります。
ただし、ページを股ぐだけで一定数の訪問者が離脱するため、ページ間の誘導が苦手な場合はランディングページ内でセールスページへと送客する方が良いでしょうね。(ページ誘導のスキルが高い場合や、送客ページを用意する必然性がある場合はこの限りでは有りません)
開発/調達
次に開発/調達のモジュールについてですが、一般的なビジネスでは、開発/調達フェーズは下記のステップを踏みます。
これに対して、アフィリエイトの場合は企画のフェーズでコンセプトが固まっていればASPから案件を検索してくるだけです(というかコンセプトを固める段階で既に検索していますかねw)。
セールス
こちらも一般的なビジネスでは下記のステップを踏みます。
これに対してわアフィリエイトの場合は、クロージングは広告主が準備したセールスページの役目となりますし、課金回収も広告主の役目になりますので、
- 集客
- 販促(プロモーション)
だけに集中する事になります。
まとめ
以上をまとめます。
- アフィリエイトのフレームワークは「企画」「開発/調達」「セールス」の3つのモジュールだけで、実にシンプル。
- セールスも「集客」と「プロモーション」だけで、実にシンプル
※シンプル イズ ベストとは限らないですがねw
といったところです。
本当はこの先に、以上を踏まえたアフィリエイトで成果を出すためのポイントについて書いてましたが、余りにも長くなりそうだったので削除しました♪
もし興味がある人が多ければ、また記事に起こしたいと思いますw
【追記】
熱いご要望が多かったので記事に起こしました。
以上、参考になれば幸いです。