本ページはプロモーションが含まれています

「弱さ」をさらけ出す「強さ」【第27回 岡山ブログカレッジ(岡ブロ)レポート】

ブログ3.0~応援される発信、孤独な発信~

先日(7月21日)に、第27回 岡山ブログカレッジ を開催しました。

岡山ブログカレッジ(通称:岡ブロ)は「共にブログを学んで楽しむ!」をメイン・コンセプトにした、岡山のブログコミュニティです。
なお、僕も主催メンバーの1人です。(他の開催回はこちら → 岡山ブログカレッジ

今回のテーマは、

『ブログ3.0 ~応援される発信、孤独な発信~

ということで、「執筆屋のあんちゃさん」をゲスト講師にお招きしました。

 

あんちゃさんは、

  • ブログで稼ぐ
  • 本を出版する
  • インフルエンサーと呼ばれる

など、周りからすれば「順風満帆」に見えましたが、成功の裏側には、苦悩や葛藤があったそうです。

その苦悩や葛藤、そしてその先に出した結論が、今回のテーマ「応援される発信、孤独な発信」へとつながっています。

 

スポンサーリンク

ブログ3.0「応援される発信」への道

ブログ3.0「応援される発信」への道

ブログ1.0:純粋に情報発信が楽しい

あんちゃさんが、初めて自分のWebサイトを作ったのは、なんと、小学6年生のころ。

  • ネット上で仲間ができた。
  • ネット上に居場所を見つけた。
  • 楽しすぎて、熱中した。

など、純粋にネットや情報発信を楽しんでいた頃だそうです。

ただ、その生活も長くは続かず。

余りの熱中ぶりに、母親にPCを没収されてしまったとのこと。

ブログ2.0:ブログは稼ぐ手段

しばらくネットから離れていた、あんちゃさん。

社会人になると、会社員生活に馴染めず、会社に行けなくなります。

そんな時に、たまたまブロガーと出会い、再びネットの世界に飛び込むと、下ネタ系が受け、一気に人気ブロガーに。

それをきっかけに、思い切って退職・独立。

今の成功へとつながります。

 

ところが…

成功の先にある闇

成功の先の闇を味わうことに。

  • 大量の批判・中傷
  • 私の数字とノウハウ目当てに集まる人たち
  • 数字が落ちる恐怖
  • 目標を失った無気力感

そして何より、そんな苦しい時に「腹を割って相談できる人がいない」という孤独感

ブログ3.0:応援される発信へ

そんな「闇」にくるしんだ、あんちゃさんですが、

  • ブロガー仲間のイチハヤさんからのアドバイス
  • ある女子高生からのメッセージ

で、本当に大切なものに気づきます。

 

  • 損得をこえた温かみある繋がり
  • 腹を割った人間関係
  • 愛をもって向き合うこと

 

そして、自分の原点

わたしの使命は「自分の言葉で、誰かの苦しみが希望に変わるきっかけを作ること」

そこから、「応援される発信」へと発信スタイルを変えて、今に至ります。

 

[応援される発信とは]大義(使命)を掲げ、情熱を持ってそれを言葉に乗せていく。生き様そのもの

あんちゃさんは、「応援される発信」とは、

大義(使命)を掲げ、情熱を持ってそれを言葉に乗せていく

言い換えれば、

「生き様そのもの」

だと言います。

 

応援されたきゃストーリーを語れ

[人の心が動く発信]活動の背景、人生のストーリーを伝える

また、応援されるためには、もう1つ条件があります。

それは、人の心が動かすこと

 

あんちゃさんは、人の心を動かすためには、

「活動の背景、人生のストーリーを伝える」

ことだと言います。

 

では、人はなぜストーリーに惹かれるのでしょう。
なぜ、人はストーリーに心を動かされるのでしょう。

 

理由の1つは、「物語の本質」にあります。

 

物語の本質とは何か。

古代ギリシアの哲学者アリストテレスは、『詩学』の中で物語を、こう考察しています。

一定の大きさをそなえ完結した行為の再現

言い換えれば、物語とは「人生のワンシーンの追体験させるもの」ということですね。

 

そしてもう1つ。

Andrew Stanton(アンドリュー・スタントン)氏がTEDの講演でこう言っていました。

物語によって自分が何者であるかを確かめることができます。
我々の人生に意味があることを確かめたいのです。
物語を通して人とつながれる時ほどこれを確かめられることはありません。
過去、現在、未来というバリアを超えるのです。
事実であろうと、想像であろうと、登場人物の立場に立って人との類似性を体験することができるようになります。

ピクサーの脚本家がストーリーテリングの本質を語る – ログミーBiz より引用)

これこそ、僕たちがストーリーに惹かれ、ストーリーに心を動かされる理由です。

 

ストーリーを通して、人生のワンシーンを追体験する。
その体験から「人生の意味」や「自分が何者か」「人とつながり」を見出す。

 

だから、僕たちはストーリーに惹かれ、ストーリーに心を動かされるわけですね。

 

魅力的なストーリーとは

[魅力的なストーリーとは]必ず谷底がある。そこに価値がある。

ストーリーを語る。

そうはいっても、魅力的なストーリーじゃないと、人は、なかなか耳を傾けてくれませんよね。

 

では、魅力的なストーリーとはどんなもの何でしょう。

魅力的な登場人物

物語論でよく言われることですが、魅力的なストーリーに大事なの要素1つは「魅力的な登場人物」です。

自分のストーリーを語るということは、自分自身の魅力的が問われるということですね。

 

では、登場人物の魅力はどこから生まれるのでしょう。

これも、Andrew Stanton(アンドリュー・スタントン)氏のTED講演にヒントがあります。

良く描けたキャラクターというのは軸を持っているものだと考えています。
そして、内面から突き動かす、無意識ながら支配的な願望があるのです。

ピクサーの脚本家がストーリーテリングの本質を語る – ログミーBiz より引用)

軸とは、あんちゃさんが仰られた「使命感情熱」の他に、物事の見かた・考え方や行動に一貫性があるとも言えそうですね。

 

もう1つ付け加えるとすれば「リアルさ」でしょうか。

「リアルさ」は、言い換えれば「複雑さ」です。

 

誰でもそうですが、人は色んな一面を持っていますよね。

例えば、

  • 強さと弱さ。
  • 賢さと愚かさ。
  • 優しさと厳しさ。
  • 強みと欠点。

など。

 

自分の良い面だけじゃなく、欠点をさらけ出す方が、人物像に、より真実味を増します。

また、欠点がある方が、親しみが持てますよね。

それが、人を惹きつける魅力になるわけです。

 

谷底

魅力的なストーリーの、もう1つの要素が「谷底」。

言い換えると「どん底の状態」ですね。

あんちゃさんは、この「谷底が大事」で、「谷底に価値がある」と言います。

 

なぜ「どん底」がストーリーを魅力的にするのでしょう。

 

人生には、良い時もあれば悪い時もありますよね。

それが普通(リアル)だから。

そして何より、人は「谷底」で、悩み、葛藤し、人生の意味を問うものだからです。

 

僕たちは、普通、幸せを目指し、逆に「どん底」は避けたいし、もし「どん底」に落ちたら、一刻も早くそこから抜け出したい。

だからこそ、人が「谷底」で見出した「答え」に価値を見出すわけです。

 

最後に

以上、あんちゃさんの講演を「ストーリー」を軸に掘り下げてみました。

振り返れば、彼女の講演は、ストーリーを語るお手本といえる心に響くセッションでした。

 

特に、参考にしたいのが、「谷底」を語ること。

 

僕たちは良い面ばかり見せようとしてしまいますよね。

  • 順風満帆の人生
  • 成功だけの人生

それはそれで羨ましいとは思います。

でも、共感するかと言われると難しいんじゃないでしょうか。

 

ただ、弱さや葛藤をさらけ出し、隠さず語るのは、勇気がいりますよね。

もしかすると、そんな「弱さをさらけ出せる強さ」にこそ、人は惹きつけられるのかも知れません。

footstamp

次回の岡ブロ

次回(8月18日)の岡ブロは、特別に講師は立ない「座談会」形式となります。

 

テーマは『ブログは稼げる?2人のブロガーがみた天国と地獄』。

 

ご存知のとおり、近年は Google の検索順位の変動が大きく、ブログ運営者の「アクセス数が減った!」「いや、増えた!」一喜一憂する声を聴くことが増えました。

 

岡山ブログカレッジの運営メンバーにも、ブログ収入をメインで活動している人が2名います。

お2人は、最近まさに「天国」と「地獄」というほど、検索順位の変動に影響を受けています。

 

そんな、お2人の生々しいお話が聞けると思いますので、

  • ブログって今どうなの?
  • ぶっちゃけ、まだ稼げるの?

と思っているなら、ぜひ次回の岡ブロにご参加ください。

きっと面白いデータが見えれると思いますよ(笑)

なお、詳細はこちらをご確認下さい。

ブログは稼げる?2人のブロガーがみた天国と地獄。第28回岡山ブログカレッジは8月18日に倉敷美観地区「カモ井」で開催 | アナザーディメンション

2019年8月18日に開催する、第28回岡山ブログカレッジの開催告知記事です。「ブログは稼げる?2人のブロガーがみた天国と地獄」ということで、講師を立てない座談会形式で、岡ブロ運営メンバーであるチーとやぶなおが、自身のブログでおこったことを赤裸々に話しつつ、議論したいと思いいます

estpolis.com

岡ブロ参加者のレポート記事

なお、今回の開催内容が詳しく知りたいという方は、岡山ブログカレッジに参加頂いたみなさんのレポート記事を参照して下さい。

参加者のみなさん

主催メンバー

coming soon!

タイトルとURLをコピーしました