ネットで稼ぐって難しいですね。。。
このブログでは、大きなテーマの一つとしてビジネスやマネタイズを研究したり、あれこれ言及したりしていますが、その一環として最近では、
- オンラインサロンに潜入してみたり
- 最近になって再び話題になりつつあるマネタイズSNS 「note」 を始めてみたり
しています。
肩書きはSE。なのに回ってくる仕事は新規事業の立上げ、メディア構築、マーケティングばかり。。。個人ブログ『ブログのちから』(https://www.empowerments.jp/)は現在23万PV。
note.mu
合せて、その周辺で情報収集したりしてますが、個人がネットで稼ぐことには、まだまだ壁があるなと。
そんな事を改めて思いましたので、シェアしたいと思います。
ネットで稼ぐ方法として?note や オンラインサロンが注目されている理由
個人がインターネットを使ってお金を稼ぐことを考えた場合、アドセンスやアフィリエイトなどの広告収入を除けば、インターネットの情報通信網という性質上、
- 情報を売る・・・情報そのもの
- 場を売る・・・コミュニケーションという情報交換の場所
など、提供価値の中心に情報そのものを据える手法が最も相性が良いと思います。
最近、note や オンラインサロン などが注目されてる理由も、これらを手軽に実現できそうだからじゃないかと睨んでるんですが。
情報で稼ぐ場合のリスク
ただ、情報そのものの販売(あるいはノウハウ提供を中心に据えたオンラインサロンなど)の場合、情報流出というリスクもありますよね。
例えば、The Startupの梅木氏の記事。
有料noteが購入者によってサロン内で晒されていた件 | The Startup
Umekiの有料noteが、購入者によってUmeki Salonに投稿されるという珍事が起きました。
thestartup.jp
1部を要訳した形で引用させて頂くと、以下の様な内容でした。
- 有料noteがオンラインサロンに公開されてしまった。
- こういった有料で提供している情報が出回るのは技術的には防ぎようがなく、購入者のモラルに委ねられている。
- ただ、こういうことが続くと、人間不信にも陥るし、購入者や応援してくださる方々に申し訳ない。
こいったリスクというのは情報販売やサロンに限った事では無くて、提供価値の中心に情報を据えたビジネスの場合、常について回るものだったりします。
逆に、これらのリスクを回避しようとしても、
- 情報以外で稼ぐ・・・現物の販売、プログラミングとかイラストなどのスキル販売など
- 情報以外の付加価値を付ける
くらいしか策は無い訳ですが、よほど上手くやらないと、
- 運用コストの上昇
- 労働集約型になりがち
といった別のリスクに悩まされるパターンに陥ることが多いです。
ネットで稼ぐことへの反感というリスク
個人がネットで稼ごうとした場合には、もう一つ。ネットで稼ぐことへの反感という大きな壁があります。
この手の反感は、企業(あるいは大手メディア)に向かう事は少なく、基本的には個人に向けられるものですよね。
(例えば、GoogleやYahoo!FacebookやTwitterが広告掲載してるから許せないという論調を聞くことはまず無い)
昔はアドセンス貼ってるだけであれこれ言われた時代もありましたが、この雰囲気はまだまだ根強く残ってます。
ただ、そのスタンスは人それぞれで、極端な層から挙げて見ると、
- とにかくネットでお金を稼ぐのが許せない(お金儲け全般がNG)
- 広告収入はまだ良いけど情報販売とかで稼ぐのは許せない(情報販売は全てNG)
- モラルに反した手法でアフィリしてるのは許せない(モラル次第ではNG)
- 有益な情報なら良いけど、あんな情報で稼ぐのは許せない(情報の価値次第ではNG)
- ネットで稼ぐのは良いけどあの人のやり方は許せない(特定の個人の手法がNG)
といった具合。
とにかく、そういう空気は昔からあって、どんなやり方をしたとしても個人がマネタイズを模索する以上、一定の層からバッシングを受けるというリスクが有ります。
これらのリスクを回避しようすれば、
- ネットで稼いでるとは言わずにコッソリ稼ぐ。
- 情報販売には手を出さない。
- 個人とは結び付かない形でやる(アフィリとか)
などバッシングを受け難い方向に向かうか、あるいはネットで稼いでいても反感を持たれ難い分野を選ぶかでしょうか。
例えば、前述のスキル販売のような労働集約型(っぽい)ものは反感を受けにくい印象はありますねw
個人的には、こういった反感を受けにくい分野を選んだ上で、ココナラやBASEといった個人で出品・出店できて収益額も見えにくいところを利用して稼ぐのが一番無難かなと思ったりします。
あるいは、もう覚悟を決めてバッシングを受ける前提でやるというのも手ですがw
(こういう時にはnoteは良いインフラになりそうな気はしてます)
最後に
個人的には「ネットで稼ぐことに対するスタンス」は人それぞれで良いと思ってますし、逆に他人のスタンスにあれこれ言うのもナンセンスかな~とも思います。
(法に触れたり、モラルが欠けてたりする場合は別ですが)
ビジネス的観点で言えば、
(法に触れない限り)それが市場に受け入れられるのかどうか
でしか無いですし、ネットで稼ぐことに反感を持つ層というのは、そもそもターゲットになり得ない訳だから気にしても仕方ないというのも有りますしね。
ただ「個人のマネタイズ」というテーマは、今後ますます注目されていくでしょうし、成熟していくだろうとも思ってます(希望的観測も込みですが)。
もしネットで稼ぐというテーマに興味があるなら、変なフィルターは通さずに、色々研究してみれば良いんじゃなでしょうか。
結局のところ、色々やってみなきゃ分からないですしね。
以上、参考になれば幸いです。