先日、Googleウェブマスターツールをアクセスアップに活用する方法をシェアさせて頂き、ご好評頂きました。
参考:Googleウェブマスターツール活用できてる?アクセスアップのために見るべき4つの項目とその見方、教えます。 | ブログのちから
反面、「クリック数が少な過ぎる気がする」「クエリ数が多過ぎて確認しきれない」といった声もちらほら。
そこで今日は、その辺りの補足についてシェアさせて頂きます。
デフォルトではフィルタが設定されている
まず「クリック数が少な過ぎる気がする」についてですが。
Googleウェブマスターツールのクリック数は、Googleアナリティクスの値とは誤差があり、あくまで参照として見るものという捉え方で良いと思います。
が、余りにも誤差が大きいのでは?
という場合には、まずフィルタを疑ってみて下さい。
Googleウェブマスターツールにアクセスし、検索クエリを最初に表示した際は、デフォルトで[ウェブ]というフィルターが設定された状態になります。
このフィルタを解除([×]の箇所をクリック)する事で全体の集計結果となります。
特定ワードで絞り込む
次に「クエリ数が多過ぎて確認しきれない」についてですが、こちらについてもフィルタを活用しましょう。
フィルターにキーワードを設定することで、特定のワードを含む(あるいは含まない)クエリだけを集計する事が可能です。
例えば、下記の画像は[chrome]を含むワードで絞り込んだ結果になります。
キーワードフィルタの残念な点
この様にキーワードでフィルタを設定する事で、ポイントに絞った確認ができるようになりますが、残念ながら、このフィルタ機能ではANDやORといった複合条件を設定する事ができません。
例えば「chrome」と「クローム」を同時に見たいと言ったことができませんので、ザックリとした絞り込みにしか使えないという事になります。
まとめ
以上をまとめます。
- 「クリック数が少な過ぎる気がする」時には余計なフィルタが設定されてないか確認する。
- 「クエリ数が多過ぎて確認しきれない」時には、キーワードフィルタを設定して絞り込む。
- ただしキーワードフィルタは複合条件が使えません。
といったところです。
以上、参考になれば幸いです。^^