今日でセブ滞在は早くも6日目となり、随分と現地に溶け込んできています(見た目も含めw)。
セブ市内(というかセブ島全体かな?)には公共の交通機関というものが存在しません。
なので移動は、ジープニー(乗り合いバスのようなもの:トップの画像のヤツです)か、タクシーしかないってのは有名な話ですよね。
僕は現地スタッフが車で行きたい所に連れていってくれてます。(いつもありがとう!)
が、 セブの交通事情って超劣悪なんです。
といっても日本の交通事情が良すぎるだけかも知れませんがw
車移動でも、かなりスリリングなので、今日は余り語られる事のないセブ市内の交通事情の実態についてシェアしたいと思います。
セブの交通事情ってこんな感じ
現地オフィスや滞在中のホテルのすぐ近くにあるフィエンテ・オスメナ・サークル(って名前の広場)の周囲は円形状に道路が走ってるんですが、ここは特にヒドイw
どれだけヒドイかというと…
とにかく車が多い
人も車もバイクもメッチャ混雑。
セブ市では1月の第三日曜日にお祭り(イエス・キリストのお祭りだそう)があるので、ただでさえ混雑しているのに、現在は普段の倍以上の混雑となってるそうです。
車間が近い
そんなに雑然とした感じなのに車間はメッチャ近いのがデフォルトです。
どのくらい近いかというと、日本でも、たまに後ろから車間を近づけて煽ってくる車が居ますよね?
あれが可愛く思えるレベルの近さです。
信号待ちしている車間のまま走行しているといった方がイメージしやすいかもしれません。
理由は簡単。
隙を見せたら横の車がどんどんブッコンで来るからですw
車線は無視
こちらにも車線はあります。一応ねw
でも2つの車線にまたがって、あるいは中央線をはみ出して走行している時の方が多いくらいに車線の区切り線や中央線を無視して走ってますw
ウインカーも出さない
車線変更の時には当然ウィンカーなんで出しません。なんせ、基本は車線をまたいで走ってるんでw
それと、こちらは日本と逆で右側走行なんですが、右折(日本でいう左折の感覚)の時も、ほぼウィンカーは出しませんよ。
あ、左折の時は2回に1回位は出してますけどねw
対向車が来てても突っ込みます
車が多すぎる上に信号もほとんどないので、左折(日本の右折)の際はブッコンで行きます。
そして対向車を無理矢理止めて曲がりますw
そりゃそうですわ。
対向車が止まって、あるいは途切れてくれるのを待ってたら、いつまでたっても曲がれませんのでw
バイクはノーヘル、3人乗りが当たり前w
バイクは基本的にノーヘルですし、日本みたいにお行儀よく車の外側を走ったりもしません。
車の間を縫うようにすり抜けていきます。
さらにちょっと田舎の方に入ると二人乗りどころか、3人、4人のりとかも良く見かけますw(これは、さすがにセブ市内の中心部では見かけませんけど)
歩行者だって負けてない
歩行者だってワイルドです。
普通に車道(さすがに一番外側のレーンですが)を歩きますし、道路の反対側に渡りたかったら、車来てても車道を横切ります。
こんな時は車の方がさすがに止まります。
それでも事故らない理由を考えてみた
そんな人もバイクも車もあちこちからブッコンで来る状態。
なのに何が凄いって事故が起こらないんですよw
事故どころか、かすりもしない。
なんでかな~って考えてみたんですが、
- 車が混雑し過ぎてスピードが出せない(平均時速は30kmくらいで時速40km以上を出すのも、かなり稀)から
- 車線は少な目で一番のメインストリートでも2車線しかないから
とか色々な理由はあると思いますけどね。
そんなレベルじゃないくらいの荒れっぷりなんで、考えられる理由はただ一つ。
慣れw
この一言に尽きます。
多分、荒れ果てた交通事情が当たり前で、それに慣れてるからとしか考えられませんw
最後に
以上をまとめます。
- セブ市内は混雑し過ぎ。
- 交通量はメッチャ多いのに人も車もバイクも躊躇なくブッコンで来るよw(というか日本が行儀良すぎるのかも)。
- それでも事故らないから逆にスゴい。
といった感じです。
でも実は、この劣悪な交通事情で一番参るのは空気でしょうかね。
排ガスが充満して霞んでる中を歩くと息が詰まりそうでした。(鼻の穴も黒くなるしw)
そう。既に過去形です。
ね?
冒頭にお伝えした通り、6日目にして随分と現地に溶け込んでるでしょ?w