昨日、金持ち父さんが示したキャッシュフロー・クワドラントについて触れましたね。
記事の流れ上、「自営業者」と「ビジネスオーナー」の対比で話を進めました。
【独立・起業】ラットレースから抜け出したければビジネスシステムを理解しよう!
これまで、独立・起業(あるいはマネタイズ)を目指す方を対象に、 バリューの話 オファーの話 についてシェアさせ…
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今日はせっかくですので、「投資とビジネスのどちらが良いのか」についてシェアしたいと思います。
僕の投資スタンスの変遷
まず本題に入る前に、ビジネスの話ばかりしている僕が、いきなり投資について話をしても説得力が無いと思いますので、僕のこれまでの投資遍歴について軽く触れておこうと思います。
投資スタートは2002年
僕が投資を始めたのが2002年のちょうど今頃、始めは右も左も解らない状態から国内の株式投資からスタートしましたので、かれこれ13年も投資の世界に触れている事になります。
ちなみにマネタイズに目覚めたのが、これまた2006年のちょうど今頃(アドセンスのレポートが2006年2月9日~になってるので多分正確だと思います)なので、実はビジネスより投資の方が経歴としては長い事になりますねw
現在の投資の実力は・・・
去年のトータルリターンは20%くらい(主に国内株式)です。といってもインデックスと同じくらいのリターンなので自慢できるレベルじゃ有りませんねw
それにリーマンショックで吹き飛んだ元資もまだ回収できて無い程度のヘナチョコ投資家?なので、今日の話もヘナチョコの戯言として聞いて下さいw
僕も投資での紆余曲折ありましたよw
余り大きな声では言えませんが、僕も最初は100万円単位の元資をすっ飛ばしたりした事もあります(奥さんに読まれませんようにw)。
以下、株式投資の変遷をザックリと紹介しておきます。
投資方法 | コメント | |
---|---|---|
1 | 上がるか下がるか | 【適当】株価の上げ下げの予想で売買。当然のように大負け。 |
2 | 安いか高いか | 【短期~中期】PER、PBR、ROEといった指標を基準に売買するようになる。負け額は減ったもののトータルリターンはマイナス。 |
3 | チャート分析 | 【スイング】チャートに目覚め売買タイミングを意識するようになる。トータルリターンはとんとんに。 |
4 | ビジネス投資 | 【長期】投資先企業のビジネスは今後も儲かるのかどうかといった投資先のビジネスに目を向けるようになる。トータルリターンはようやくプラスに。 |
5 | リーマンショック | ・・・。 |
6 | 現在 | 【数年単位の長期】グローバルマネーの動きも含め大局的に見れるようになってようやく落ち着いて投資できるように。リーマンショックの傷を癒し中w |
グローバルマネーの動きは大事
13年も経験を積んだ現在では、ようやく色々なものが大局的に見れるようになって落ち着いて投資できるようになりましたが、その理由はグローバルマネーの動き(というか循環)を意識するようになった点が大きいかもしれません。
例えば、サブプライムローン問題に端を発し、リーマンショックの追い打ちで株価が異常に下落していた時期、僕みたいに株式一本槍で株を持ち続けていた人は多大な損失を被りました(思い出しただけで涙が・・・w)。
その時グローバルマネーはどう動いたか。
ザックリ言うと「安全なモノ」へとシフトしていったんですが、代表的なモノでいえば
- 金 : 金のチャート
この動きが解っていれば、ポートフォリオを金の比重を重くなるように資金を移動しておくだけで利益が出たハズですよね。
(ちなみに、金・プラチナ買い取り店が異常に増えたのもこの時期)
あとは、不思議な事になぜか「日本円」も「安全なモノ」に含められたために一時期、超円高が進行する事になった訳です。
このように金融商品市場には「金融不安=安全志向」みたいな鉄板の流れがいくつも存在しています(今は逆循環中ですね)。
このように株式もFX(というか為替)もここぞ!という投資タイミングが5年に1回くらいは訪れてるイメージですので、そのタイミングでポジションを取って長期保有するスタンスに変えてからようやく安定してリターンが出るようになったという具合です。
※これはあくまで僕の場合のお話で、デイトレードが向いているという人も居ると思います。
僕が思う投資の世界
以上の様な投資スタンスも相まってか、僕が見ている投資の世界では、ビジネスに比べてやれる事は少ないイメージです。
というのも投資というのは売買ルール(ポジショニングやポートフォリオの組み方、投資先の選考方法も含めた)に則って売り買いするもので、この売買ルールのデキがリターンに直結すると思っています。
逆に言えば、稼げる売買ルールを構築していくのが投資であって、売買ルールが固まったら個人的な感情は排除してルールに則った機械的な投資の方がリターンが良いという印象ですね。
対象がどんな金融商品、例えば
- 国内株式
- 海外株式
- 債券
- FX
- REIT
- 商品先物
- 投信
- ※不動産は少し性質が違うので除きますw
だろうと全てはここに帰結すると思っています(莫大な資金が有れば別でしょうけどw)
※ちなみに株価等の不正操作は金融商品取引法違反に抵触しますので、莫大な資金がある方はご注意下さい。
後は周りの動きに目を配らせつつ、少し先回りする。そんなイメージですかね。
僕が思うビジネスの世界
これに対してビジネスというのは、先日からお伝えしているように、常に創意工夫を取り入れる世界ですよね。
バリューをオファーに昇華させ、その周辺にビジネスシステムを組み上げ、市場の動向に目を配りながらシステムを調整しつつ走っている。
まるでカーレースをしている様な感覚に近いかも知れません(あくまで投資と比べてですが)。
後は周りの動きに目を配らせつつ、周りとは違う事をする。そんなイメージですかね。
投資に向く人、ビジネスに向く人
という訳で前置きが長くなりましたが、今日の本題は「投資とビジネスのどちらが良いのか」についてでしたね。
結論から言えば
向き不向きがある
という元も子も無い話です(スミマセンw)
僕のイメージでは「静の投資、動のビジネス」という感じですので、投資に向く人、ビジネスに向く人というのは次の様な感覚で思っています。
投資に向いている人
投資に向いている人は、一言で言えば「忍耐強く冷静な人」でしょうか。
- 自分が予想したストーリーに向かって、とにかく待てる人
- 日々の価格の上下を状況分析できる人
- 感情を排除して冷静に取引できる人(損切りとか)
といったイメージです。
ビジネスに向いている人
逆にビジネスに向いている人は、一言で言えば「アイデア豊富で行動的な人」でしょうか。
- 創意工夫のアイデアが湧いて止まらない人
- 動いて無いとダメな人
- 人と違う事をするのが好きな人
といったイメージですね。
まとめ
以上、長々と書きましたがザックリとまとめます。
- 投資とビジネスには向き不向きがある
- 投資に向いているのは忍耐強く冷静な人
- ビジネスに向いているのはアイデア豊富で行動的な人
といった感じです。
このブログではビジネスについてシェアさせて頂いてますが、向き不向きによっては投資を選択した方が良い場合もあると思い、今日の記事をシェアさせて頂きました。
例えば、
- 現在の日経平均株価は小泉政権下のピークである10年来高値18,000円付近(参考:日経225チャート)
- 2020年には東京オリンピックを控えている
といった現状を踏まえて、どうポジショニングするか。
ここが冷静に見極められる人は投資に向いているかな?と思います。
※あくまで向き不向きの話で、向いて無くてもスキルを磨けばOKだとも思ってますが。
以上、参考になれば幸いです。