先日からビジネスシステムの話をシェアさせて頂いてますね。
【独立・起業】ラットレースから抜け出したければビジネスシステムを理解しよう!
これまで、独立・起業(あるいはマネタイズ)を目指す方を対象に、 バリューの話 オファーの話 についてシェアさせ…
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今日から、ビジネスシステムの詳細に入って行きたいと思います。
まずは下のビジネスシステムの概略図を思い出して下さい。
この内、今日は「開発/調達」モジュール(モジュール=システムを構成する要素)についてシェアしたいと思います。
ちなみに最初のモジュールに当たる「企画」モジュールについては、ビジネスシステムの他のモジュールを一通り理解した後の方が解りやすいと思いますので後回しにします。
「開発/調達」モジュールの概略
「開発/調達」モジュールの主な活動はオファーに必要なものを集めてくる事。
この[開発/調達]モジュールは大きく2つの機能に分ける事ができます。
それが、
- 製品やサービスの開発または調達
- ローンチ
+他のモジュールへのフィードバック
です。
それぞれ見ていきましょう。
製品やサービスの開発または調達
まずは製品やサービスの開発または調達ですが、これは製品を開発(制作)したり、仕入(調達)てきたりするフェーズになります。
ここはこれまでに触れてきたバリューやオファーと重複する内容ですね。
ここでのポイントは、
製品やサービス、アドオン(特典)は必ずしも自分で開発しなくても良い
という事です。
身近な典型例で言えばアフィリエイトもそうですが、
- 仕入れ販売
- OEM供給
- クラウドソーシング等を利用したアプリ/システム開発
- ジョイントベンチャー(JV)
なども利用できますので頭の片隅に置いておくと良いと思います。
(よほど特殊なものでなければ大抵のモノは入手する事ができるハズですので)
バリューやオファーについては、まとめ記事も書いていますので合せて参照下さい。
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ローンチ
[開発/調達]モジュールのもう一つの機能が「ローンチ」です。
※ローンチとは、何か新しい商品・サービスなどの発売を開始すること。
まぁ呼び名は、製品リリース、販売開始とか、まぁ何でも良いんですがw
ここでの大事なポイントは「セールス」モジュールとの連携ですね。
例えば、以下の様な施策は良く目にします。
テストローンチ(テスト販売)
テストローンチはシステムやアプリのリリースで良く見られます(α版、β版など)が、これは
- 品質担保
- 販売見込み数の確認
などを目的としている事が多いですね。
プレローンチ
プレローンチは販売前の告知活動といったイメージですかね。
- 製品リリースの認知度向上
- 見込み客の確保
- 販売見込み数の確認
などを目的としている事が多いですね。
ポストローンチ
ポストローンチはローンチ後の施策なので、セールスに限らず顧客接点全般で実施していくものになります。
購入事例やお客様の声などを集めてコンバージョンを高めていく施策を打ったり、クレームのフィードバックとクレームが出たポイントの改善なども含みます。
まとめ
以上をまとめます。
- 「開発/調達」モジュールの主な活動はオファーに必要なものを集めてくる事。
- 製品やサービス、アドオン(特典)は必ずしも自分で開発しなくても良い。
- ローンチは「セールス」モジュールとの連携が重要
といったところです。
ちなみに、僕の場合ですが、販促資料や集客サイトの構築などは「セールス」モジュールに含めて考えています。
というのも
- 「開発/調達」では、ターゲットとなるお客さんをなるべく広くカバーする志向
- 「セールス」では、なるべく個々のお客さんに響く様に提案やオファーをカスタマイズする志向(ペルソナ作れっていうのもこれ)
だから。
僕の経験上、この辺りを理解せずに「開発の準備した販促資料は使えねぇ」とか「無償カスタマイズよろ~」なんて平気で言ってくる営業さんは・・・。
これ以上は愚痴になりそうなので止めときますw
以上、参考になれば幸いです。