昨日、マネタイズの第一歩はバリューの棚卸だという点、バリューを棚卸するには7つの要素を軸に考えて行くと良いという点をシェアさせて頂きました。
独立・起業したい人必見!マネタイズの第一歩は自分のバリューの棚卸!
ここ最近、マネタイズやビジネスについての記事を書いています。 ブログ飯は高根の花!マネタイズを目指すなら知って…
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この記事を読んで、すでに棚卸をしてみた方もおられる様ですね。
(トツオ(@iTotuo)さん、さすが!)
トツオさんの棚卸の結果を見て頂くと、かなり具体的なイメージが湧くと思いますので是非一度は読んでみて下さい。
さて今日は昨日お伝えしきれなかった、バリューを活かすために知っておいて頂きたい2つの視点についてシェアしたいと思います。
取引とはバリューの交換である
まず最初に知っておいて頂きたいのが「取引とはバリューの交換だ」という事です。
普通、取引と言うと
- お金を支払って物を買う
- 物を売ってお金を貰う
といったように「カネ」を介在とした取引をイメージすると思います。
ところが昨日の記事ではバリューには7つの要素があるとお伝えしましたよね?
- ヒト
- モノ
- カネ
- 時間
- 空間
- 情報
- 技術
実は、バリューについてしっかりと理解出来ていれば「モノ→モノ」の様に物々交換も可能ですし、アイデア次第では「技術→モノ」といったように「カネ」を介さない取引も可能になります。
要は、
- 相手の欲しいバリューと自分の提供できるバリュー
- 自分の欲しいバリューと相手が提供できるバリュー
の折り合いが付けば良いだけの事。
この、
「カネ」は必ずしも必要ないかも知れない
という感覚を覚えて行くことが、ビジネスを効率的に立ち上げ、上手く回して行くのに非常に重要となりますので、ぜひ頭の片隅に置いておくと良いと思います。
(たまに、起業本の中にも「起業にお金は必要ない」というのが有りますが、要はこういう事です)
また「知識+技術+情報 → カネ」の様にバリューを組み合わせる事によって、より価値の高いビジネスを構築する事も出来るようになってきますが、このバリューの提供者は、何も自分自身である必要はありません。
複数人で1つのバリューを出し合えば良いというだけですから。
(これがいわゆるジョイントベンチャー(JV)というヤツです)
大事なのはバリューの組み換えという視点
もう一つ知っておいて頂きたいのが「バリューの組み換え」という視点です。
今、自分が持っているバリューがありますよね?
そこ(現状)から違うステージへと進みたければ、目指すゴールに必要なバリューを準備していく必要があります。
例えば、現在のバリューに時間、情報、技術があるとします。
【現状】
- 時間
- 情報
- 技術
そこから直近のゴールを食っていけるだけのカネを生むフロー(流れ)を作るとすると、
- 技術+情報+時間→カネ
このカネで次のステージに必要なバリューに組み替えて行けば良いんですが、この時、なるべく消費型のバリューに変えない事が大事です(ただし時間だけは別)。
例えば、人脈を作れるセミナーや懇意にしておきたい外注に発注してみる(カネ→ヒト+情報、あるいは、カネ→技術+時間)といった感じですね。
そうすれば、バリューは以下の様に増えますので、
【セミナー参加で組み換え後】
- ヒト+
- 技術
- 情報+
- 時間
次はどれを使ってカネを生み出すかの選択肢が広がります。
(例えば、次はなるべく自分の時間は使わずにマネタイズする事を考えてみると言った具合)
逆にこれが意識できていれば、労働集約型の項目だけでポートフォリオを組んでしまうという過ちも避ける事が出来ると思います。
まとめ
以上をまとめます。
- 取引はバリューの交換なので、交換する何かの折り合いが付けば良いだけ。(必ずしもカネは必要ではない)
- 現在のバリューから、将来の理想像に必要なバリューに組み換えていくという発想が大事。
といったところです。
一番の理想像は、自分の時間を使わずにカネを生み出すモデルを作り上げる事でしょうか。
そのためには、ビジネスシステムやプロフィットモデル(ビジネスモデル)という少し難しい内容を理解していく必要がありますが、これもバリューを確固たるものに組み替えて行く過程の中で自然と身に付いて行くものだと思います。
という訳で、最初の1歩、バリューの棚卸はぜひやってみて下さいね。
以上、参考になれば幸いです。