ここ数回に分けて、ビジネスやマネタイズのプロセスを形成する「ビジネス・システム」の話をシェアさせて頂きました。
ビジネス・システムは、もろにビジネスモデルに直結するものですので、一通り理解していれば、自分でビジネスを構築することだけでなく、他のビジネスのモデルを分析したりする事もできるようになってきます。
という訳で今日は、まとめの意味も込めて「ビジネスシステムの全体像」についてポイントをかいつまんでまとめておきたいと思います。
ビジネスシステムの全体像
まず最初にシェアさせて頂いたのが、「ビジネスシステムの全体像と、その重要性」についてでしたね。
特に、
ラットレースから抜け出したければ、自分が居なくても回るビジネスシステムを構築する必要がある
というのは非常に大事な視点だと思います。
詳細は下記の記事を参照して下さい。
【独立・起業】ラットレースから抜け出したければビジネスシステムを理解しよう!
これまで、独立・起業(あるいはマネタイズ)を目指す方を対象に、 バリューの話 オファーの話 についてシェアさせ…
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ビジネスシステムの最上流工程は「企画」
実際に記事にする順番は一番最後にしましたが、次に押さえておくポイントは、ビジネスシステムの最上流工程という事で「企画」のフェーズになります。
この企画のフェーズで行う作業は次の3つでしたね。
- 市場調査
- 企画
- ビジネスシステム設計
更に、それぞれの詳細について見て行きましたが、中でも最も大事なのはバリュー(提供価値)とターゲットの最適な組み合わせを見極める点だと思います。
詳細は下記の記事を参照して下さい。
【ビジネスシステム】事業企画のプロセスとフレームワークを公開します。
ここまでビジネスシステムについて見てきましたが、今日は最終章という事で 企画のフェーズ についてです。 といっ…
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開発調達
次に「開発/調達」ですが、このモジュールで行う作業は次の3つです。
- 製品やサービスの開発または調達
- ローンチ
+他のモジュールへのフィードバック
要は、製品を開発(制作)したり、仕入(調達)てきたりするフェーズという事ですが、ここでの一番のポイントは、
製品やサービス、アドオン(特典)は必ずしも自分で開発しなくても良い
という点です。
詳細は下記の記事を参照して下さい。
セールス
次に「セールス」ですが、このモジュールの主な活動は、お客さんを集め取引して頂く事でしたね。
更に、このモジュールは大きく、
- 集客(リード/リピーターの獲得)
- 販促(プロモーションとキャンペーン)
- クロージング
- 課金回収
+他のモジュールへのフィードバック
の機能に分ける事ができるという事、それぞれの機能で行う主な活動についても見て行きました。
詳細は下記の記事を参照して下さい。
【ビジネスシステム】セールスはビジネスの生死を分ける最重要ポイント
昨日からビジネスシステムの詳細の話をシェアさせて頂いていますね。 第一弾の「開発/調達」モジュールについてはご…
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フルフィルメント(配送/導入)
次に「フルフィルメント(配送/導入)」ですが、このモジュールの主な活動は、商品やサービスをお客さんにお届けする事でしたね。
更に、フルフィルメントのパターンとして以下の3つのパターンを見て行きました。
- デジタルコンテンツ
- 物販
- 現地サービス
現地サービスは外部委託がしづらい面が有りますが、それ以外のビジネスで考えると、システム化や、外注化・外部委託など仕組化しやすいモジュールでもあります。
詳細は下記の記事を参照して下さい。
【ビジネスシステム】最初のステップはフルフィルメント・システムを作ること
取引とは価値の交換である。 という言葉があるのをご存じですか? 要は「取引って商品やサービスとお…
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アフターフォロー
次に「アフターフォロー」ですが、このモジュールの主な活動は、取引をしたお客さんに対して行うサービスや活動全般。具体的には、
- 問合せ対応
- 苦情処理
- 返品・交換対応
- 代金の督促
- 会員誌の発行・郵送
- 顧客データ管理・分析
などでしたね。
アフターフォローって他のモジュール(特にセールス)と密接に結びついているので、非常に重要だという点をシェアさせて頂きました。
詳細は下記の記事を参照して下さい。
最後に
ビジネスシステムの話は以上になります。ビジネスシステムの全体像は理解して頂けましたか?
これまでに、
と、長期間に渡ってビジネス関連の話を続けてきましたが、企画の記事を読んで頂ければ、それぞれが密接に結びついている事もご理解頂けるのでないでしょうか。
以上を元に、ビジネスを構築する足掛かりにして頂ければ幸いです。
【追伸】
以上で、一連のビジネス関連のフレームワークの話は終わりますが、長期に渡りお付き合い頂いた方には感謝致します。
またご要望があればビジネスの話を記事にしたいと思います。
(アクセス見てると、そんなにニーズは無いかなw)