バズったらアクセスが底上げされる。それは何故か。
昨日もお伝えしましたが、先日の記事が久しぶりに結構バズりました。
バズったのがこの記事。
アクセス流入がこの位(1日の時間別ビューです)。
普段、このブログは1日のPVが平均2,000そこそこなので、普段の4倍以上のPVを稼いだ事になりますね。
そこで、ふと思い出したのが
バズるたびにアクセス数が底上げされる
という話。
色んなサイトで目にしますし、目がとってもキュートな大先生もそう仰ってますね。
こっそり見てね。検索サイトからのアクセス数が1ヵ月で20倍になったワケ – 初心者ブロガー指南:Naifix
このブログをはじめてから3ヵ月が経過し、アクセス数は右肩上がりになっています。とくに直近1ヶ月のGoogleからのアクセス数が20倍以上となりました。なぜこのような結果になったのか、具体的にお話ししま…
naifix.com
僕の経験上も確かにそういう感覚なんですけどね。
でも、なんで?
という訳で今日は、その辺りをシェアしたいと思います(あくまで推測ですけどねw)。
バズるってとこういう事
有難い事に、このブログでも普段からシェアして頂ける方が居られまして、いつもはこの位のシェア数です。
これがバズった時にはこうなります。
初バズ時
初のバズを経験した時でこんな感じ。
ちなみにバズったのは下記の記事でした。
Googleウェブマスターツール活用できてる?アクセスアップのために見るべき4つの項目とその見方、教えます。
今回のバズ
今回のバズでこんな感じ。
偶然にもツイート数が同じというw
バズるたびにアクセス数が底上げされるカラクリに迫る
それでは本題の「バズるたびにアクセス数が底上げされるカラクリ」について考察してみましょう(って大体想像付く?w)。
今回は次の3つのポイントについて見て行きたいと思います。
- 被リンク
- ソーシャルシグナル
- リピーター
被リンクが劇的に増えます!
まず最初に被リンクについてですが、バズると被リンク増加につながります(主力は「はてブ」ですかね)。
被リンクは数じゃなく質が大事と言われますが、そもそも普通に運営してたら数すら集まりませんから、この被リンク増は貴重です。
それにはてブは、
- カテゴリーの新着やホットエントリーページ
- アーカイブ
- 関連エントリー
- 同じサイトのほかのエントリー
など色々なページからの被リンクを受けますので、実ブックマーク数以上の被リンクを受ける事になります(今回で言うと1,000は軽く超えるんじゃないでしょうか)。
これらの被リンクがドメインパワーの向上につながり、結果としてサイト全体の検索順位が底上げされますので、検索エンジンからのアクセス流入は当然増えますよね。
これが1つ目のアクセスが底上げされる要因です。
ウェブマスターツールで確認したところ、被リンク数はこれだけ増えたようです。
ちなみに、一時期「被リンクは悪」「リンクは終わった」などのセンセーショナルな文字がSEO界隈を賑わしていた事もあり、未だに検索結果にその類の文言が表示されますが、あれは「煽り記事」か「リンクスパマーの泣き事」のどちらかなので気にしないで下さいw
その証拠にMOZが示した検索順位決定要因には相変わらず重要な位置づけにありますからね。
グーグルの順位決定要因2014年版――全50の要因を重要度とトレンドで一覧(後編) | Moz – SEOとインバウンドマーケティングの実践情報 | Web担当者Forum
検索順位決定要因を解説するこの記事は、前後編の2回に分けてお届けする。後編となる今回は、「コンテンツ文章の長さ」「テキストの読みやすさ」などの指標の順位との相関をみたうえで、ハミングバード以降の「キーワード」ではなく「トピック」でとらえる検索エンジンの方向性と、50の要因を重要度順に並べた決定版データもお見せする。
web-tan.forum.impressrd.jp
ソーシャルシグナルもビンビン!
次に当たり前ですがSNSでのシェア数も劇的に増えますよね(Twitter, Facebook, Google+のSNS三連星がメインだが、はてブも侮れない)。
こちらも、かつては「ソーシャルシグナルが検索順位に関係する、しない」といった感じでSEO業界を賑わしました。
が、確か1年くらい前にGoogleのスパム対策チームのリーダーであるマット・カッツ氏が「ソーシャルシグナルは探索順位に影響しない」と明言したため「ソーシャルシグナルは検索順位に直接的には関係しない」と認識しています(違ってたらゴメンナサイw)
ただ、SNSでシェアされる事によって、
- tweetbuzzの様なメジャーなサービス
- markezineやGAフォーラム、Ferret等のようにキュレーション要素を持ったサイトへの掲載
- 個人が作ってる様な収集ツール
まで含めると様々なところからの自発的なリンクや機械的なリンクを受ける事になります。
なので、ソーシャルシグナルは、リンクの質の問題は有るものの二次的に検索順位に影響を与えると思ってます(「結局は被リンクなんだね」って言われたら確かにそうなんだけどw)。
兎に角人の目に触れるとリンクされ被リンクになる、あるいはリンクにrel=”nofollow” 属性が付加されていて被リンクにならない場合でもアクセス流入の入り口にはなる(かもしれないw)と思っています。
これが2つ目のアクセスが底上げされる要因です。
リピーターもワンサカ!(妄想込みw)
最後がリピーターですね。
バズる記事というのは当然、また読み返そうと思う訪問者も多いものでブックマークや後で読む系のサービス(ここではPocket)への登録が増えます。
そこからリピーターとして再訪問されれば、その分だけアクセスが底上げされますよね。
これが3つ目のアクセスが底上げされる要因です。
ちなみにPocketの場合、登録されてから「あとで読む」の実態を調べるのに「Pocketパブリッシャーツール」というのが用意されてます(要登録)。
参考:あとで読まれた回数までわかる!Pocketパブリッシャーツールを使ってみることにしました。サイトの登録方法など | 10251
Pocketパブリッシャーツールで、このブログの再訪問率を見ると、平均35%となっています。
今回バズった記事の登録数が524なので、180人(524*0.35 = 183.4)くらいは再訪問して頂けると予想できますね。
リピーターで最重要なのはFeedlyを始めとするRSSリーダーへの登録
バズる事で一番嬉しいのは、Feedlyを始めとするRSSリーダーへの登録ですよね。
RSSリーダーに登録して頂けると、その記事単体だけでなく固定読者として今後公開する全ての記事に訪問して頂ける可能性が高まる訳ですから(もちろん興味を惹く記事じゃなければ読んで頂けませんがw)。
今回はFeedly登録数は「101→116」と増加しましたので、実に15名の方がFeedlyに登録して下さった様ですね。
(ありがとうございます!)
まとめ
以上をまとめます。
- バズるたびにアクセス数が底上げされます。
- アクセス数が底上げされる要因は「被リンク」「ソーシャルシグナル」「リピーター」から見て取れます。
- RSSリーダーへの登録が一番嬉しいです!
という訳で、このブログの更新情報が分かりますので宜しければ、ぜひfeedlyへの登録を!
(結局そこ!?w)
以上、参考になれば幸いです。