未だ検索エンジンからのアクセス流入が月間200を超えた程度の僕が言うのもおこがましい話ではありますが。
ぶっちゃけ、昔に比べるとSEOは、ある意味で楽になった。
そう感じています。
今日は、その辺りをお伝えしたいと思います。
※雑多なネタを扱っているブログという立場でのお話ですのでアシカラズw
SEOがある意味ラクになったと思う理由
理由はいくつかありますが、僕が思うのは主に3点です。
1. 検索エンジンが集約されたから
昔は検索エンジンといえば「Google」「YST(Yahoo! Search Technology)」「MSN」の3大検索エンジンが主流でした。
SEOについても、個々に有効な対策が微妙に異なっていたりして、それぞれがバッティングしたりしなかったり。そんな複雑な時代がありました。
それが今では、Yahooが独自のエンジンであるYSTを止めGoogleのエンジンを使うようになり、Google,Yahoo(Yahooの内部はGoogle)で97%を占めるようになっています。
※検索エンジンのシェアはソースによって異なりますので一応下記にリンクを記載しておきます。
参考:リサーチ20140624|プレスリリース 世界40の国と地域の検索エンジンシェアと推移【2014年6月版】
という事は、国内向けサイトのSEOはGoogle対策1本で良くなったという事。これで格段に楽になりました。
2. 外部要因でやる事が減ったから
Googleが施したパンダアップデート(低品質なコンテンツを検索結果から除外するアルゴリズム)・ペンギンアップデート(ウェブスパム全般を検索結果から除外するアルゴリズム)のお陰で外部要素でやる事が減りました。
要はコンテンツファームやリンクファーム、サテライトサイトからの自演リンク、無意味な相互リンクなどが通用しなくなり、スパマーとの無益な戦いをする必要が無くなったという事です。
※これらの対策については「まだまだ通用するしw」という反論があるかも知れませんが、まだ補足されて無いだけなので鵜呑みにしない方が良いと思います。
逆に言えば、内部要因とコンテンツに集中すれば良い時代になったとも言えます。
(いずれは内部構造の対策すら必要なくなるんじゃないかな~なんて期待もしています)
3. 検索エンジン自体が賢くなったから
最近のGoogleは、同義語の認識率の向上やスペルの補正など検索エンジンユーザーのユーザビリティがかなり向上されています。
このため、かつての様に記事に同義語を散りばめたり、スペルミスしたワードを射抜いたりといった余計な事を考える事も減りました。
といっても、今でも同義語が完全に同一のモノと識別される訳ではありませんので、多少は考慮する事もありますがw
そんなのを調査する暇があったらコンテンツ作成に時間を割いた方が良いかもと思わせてくれるレベルにはなって来ていると感じています。
「ある意味」の意図
以上の理由から、SEOがある意味で凄くラクになったと実感しています。
この「ある意味」の部分には、逆に「上位表示の抜け道」が無くなったため検索エンジンに適正に評価してもらえるまでは我慢の時期が続くという事へのジレンマを込めています。(まぁ「抜け道」はスパムなので仕方ないのですがw)
要は完全なホワイトハットSEOだけでは、コンテンツを作っても、検索エンジンに上位表示されない。上位表示されないから話題にもならず、被リンクも貰えない。そのため検索の上位表示が更に難しくなるという負のスパイラルに陥りがちという点ですね。
スパムの代わり=正規の抜け道
それでは我慢の期間に出来る事は無いのかというと、現在ではソーシャルサービスの拡散力を有効に使った正規のルートで話題に上り、被リンクを貰う方法が取れます。
これによってサイト開設して間が無くてもアクセス流入を増やしつつ、被リンクも獲得していきやすくなりました。
ちなみに、ソーシャルサービスの拡散力が使える点を「SEOが楽になった理由」の方に入れなかったのは、各ソーシャルサービスのアカウントを育てたり、日々の交流コストが発生する点なども考慮したためです。
個人にとっては楽しい日々の交流も、企業やビジネス体で見るとコストに乗ってきますのでw
まとめ
以上をまとめます。
- 昔に比べるとSEOは格段に楽になった(というかやる事が減った)
- 対策はGoogle1本でOK
- 被リンクを貰うならソーシャルサービスの活用が早い
といった感じですが、ユーザーニーズ、コンテンツ作成、ソーシャルサービス運用に集中してれば良い時代になったってホントに素晴らしいと思います。
以上、参考になれば幸いです。^^