情報を伝えるって難しいですよね。
ここ最近「ブログ記事のリライト」に関する記事の監修をしてましてね。
記事のリライトというのは、平たく言えば「過去記事を修正すること」です。
といっても実はそれほど単純な話ではなく、
・過去記事を修正することで、もっと読まれる記事にする
・情報の鮮度を保って記事を陳腐化させない
・アフィリエイトの成約率や誘導率を上げる
などなど、目的に合せた手順で、
・アクセス解析
・修正する過去記事の分析
・検索結果の分析
・他のサイトの解析
などを実施していくという、何かと知識と手間が要る作業です。
僕は、この中の「知識」の部分を補いつつ、間違った情報になっていないかを確認する役割を担っています。
このリライトに関する記事は、主に以下のような3人体制で制作しています。
(ありがたいことに監修といいつつ記事中にもチョイチョイ出演させて貰ってますけどもw)
この体制で動いていて感じるのが、情報を伝える事の難しさ。
自分では、ちゃんとノウハウを伝えているつもりでも、なかなか伝え切れて無いことって多いんですよね。
というわけで今日は、監修をしていて感じる情報を伝えることの難しさ、そして今回僕が実施している 対策 についてシェアしようと思います。
何が問題なのか
僕自身、これまで長く情報発信してきました。
このブログでハウツー系の記事を書くだけでなく、コンサルではクライアントさん用にレポートを書いたりもしています。
なので、これまでは「情報を伝えれる」と思ってたんですね。
ところが、いざ今回の3人体制が動き始めると、
- これって何?
- どういう意味?
- やってみたけど上手く行きません・・・
といった質問が続々と・・・w
自分が知っている、理解しているノウハウでも、全てを伝えきることは難しいんだなと改めて実感しています。
と同時に、これまでちゃんと情報をお伝えできていたのか・・・という不安も湧いたりしていますw
なぜ情報を伝え切るのが難しいのか
なぜ情報を伝え切るのが難しいのか。
今回のケースで言えば、その理由は概ね次の3点に集約されます。
- 表現の問題
- 思い込み
- 抜け
表現の問題
表現の部分で一番の問題は、ついつい専門用語を使ってしまうこと。
例えば、SEOの話題では「ロボットが巡回して~」みたいな表現をしてしまうんですが、「Googleが見に来て~」でも意味は通じるし、こちらの方が理解しやすいんですよね。
そういった事がちょいちょい起こります。
思い込み
2つ目の問題は「これ位は知っているだろう」という思い込みから、情報を端折ってしまうこと。
例えば「修正対象の記事に向けて貼られてる内部リンクをチェックして~」みたいな説明をしてしまうんですが、「特定の記事に向けて貼られてる内部リンクの調べ方が・・・」ってなったりします。
抜け
3つ目の問題は、そもそも伝えるのを忘れていたり、話の流れで伝え漏れたりすること。
例えば、解説レポートに「この辺のキーワードを厚くする」とだけ書いていて、後々になって「あ、そうそう。補足ですがキーワードは入れ込み過ぎないように~」といった感じですね。
ハナからレポートに書いとけよ!みたいなw
対策
なので、対策としては、
- 専門用語は極力使わないなど、表現には気を付ける。
- 思い込みを捨てて細かく伝える。
- 抜けが無いように気を付ける。
といったところなんですが、まぁ気を付けます!つっても無理なんですよねw
なので今回は、
- 大きな流れから伝え、徐々に詳細な内容に入って行く(大きくブレないように)。
- 必要に応じて補足レポートや画像を使うなど、状況に応じて情報の伝え方を工夫する。
- 密にやり取りする。
といった辺りが対策の中心になっています。
というか、行き着くところは密にやり取りする!これに尽きますw
ありがたいことに、パパンダさんは解らないところや疑問点はガンガン投げかけてくれますし、レスポンスが超速いので、僕としては非常にありがたいです。
(さすが、光速パンダ!w)
最後に
以上のように、情報を伝える難しさをヒシヒシと実感しつつ、何とか監修としての役割をこなしています。
ブログでもそうですが、自分の中では理解できている情報であっても、全てを伝えきることは難しいという事は多々あります。
せっかく情報を発信するなら、可能な限り情報を伝え切れるような対策を取った方が良いですよね。
と言う訳で、もしあなたが情報を伝え切るためにやっている対策などがあればぜひ教えて下さい。
(他力本願w)