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コンテンツマーケティング事例紹介!帯の仕立て屋さんに見た面白い事例

着物の女性

コンテンツマーケティングって知ってますか?

 

「コンテンツマーケティング」という言葉がバズワードになって久しいですが、なかなか身近なところで良い事例に巡り合う事は少ない様に思います。

そんな中「あ、これなら中小企業でも取り入れられるし、上手いなー。」と思った事例がありますのでシェアさせて頂きます。

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コンテンツマーケティングの意味

事例に入る前に、まずは「コンテンツマーケティングってなに?」という所から見て行きましょう。

そもそも、コンテンツマーケティング自体が定義も曖昧なんですが、沈黙のWebマーケティングで有名なWebマーケティングチーム「ウェブライダー」の松尾さんの定義がしっくり来たので紹介させて頂きます。

売り手が「ユーザーとの接点となるコンテンツ」を発信することで、そのコンテンツを介したユーザーとのコミュニケーションを生み出す。
そして、そのユーザーを見込み客へ変え、将来の購買客へ変えるマーケティング手法のこと。

コンテンツマーケティングはこう進める!事例から学ぶ成功法則 | 知らないと損をするサーバーの話)より引用)

更に引用元の記事には、

コンテンツマーケティングにおいては、商品購入・サービス契約に至る“気付き”を与えられるかどうかが最も重要です。

とあります(ここがキモですね)。

 

以上を踏まえて本題に入ります。

 

「帯の仕立て屋 ㈱みつやま」さんに見るコンテンツマーケティング事例

「帯の仕立て屋 ㈱みつやま」さんのサイトのコンテンツ作りは「イベント(花見や七五三)やカジュアルな日常」と「和装(和服や帯、浴衣)」とが交差した点にフォーカスしている点が特徴的です。

これは和装という少しハードルの高い文化敷居下げて身近に感じて貰おうという意図なのかもしれませんね。

 

たまには、こんな攻めのコンテンツもありますが。。。

(個人的には、この仮面が欲しいw)

 

それでは、みつやまさんのコンテンツマーケティング事例を見て行きましょう。

事例1:訪問者の求めているコンテンツを提供する

まずはこのコンテンツから。

昨今のハンドメイドブームに則った「手作りピアスの作り方」という直球のコンテンツですね。

 

ポイントは、

  • コンテンツ自体が訪問者の意図に沿う物なので、商材を買う・買わないに関わらず訪問者は満足がいく内容になっている。
  • ピアスの素材に「帯芯の端切れ」を使う事で商材への導線にも違和感が無い
  • 最後にさり気なく「帯芯の端切れ」の販売ページへと誘導している(売り込み色が薄い)。

といった辺りです。

 

訪問者に「和の素材でピアス作るの有りかも♪」と思って貰えれば「商品購入・サービス契約に至る“気付き”を与えられる」という目的も果たせますね。

 

ハンドメイドの関連記事

ちなみに、みつやまさんではハンドメイドブームに則った記事として「つまみ細工のヘアピンの作り方」もコンテンツにされてますので、合せて見て頂くと面白いと思います。

簡単!つまみ細工の作り方 【初級編】 ~ヘアピン~ | 帯の仕立て屋 ㈱みつやま

 

事例2:ユーザーに「気付き」を与えるコンテンツを提供する

次の事例はこちら。

こちらは「帯をリメイクしたバッグ」という変化球のコンテンツです。

ポイントは、

  • 「カジュアル+和柄バッグの組み合わせ」と「帯をリメイクしてバッグにする」という二重の興味に遡及したコンテンツになっている。
  • 写真を中心にしたコンテンツで、日常で実際に和柄バッグを使った場合の雰囲気をイメージしやすいコンテンツになっている。
  • 最後にさり気なく「着物や帯のリメイクサービス」の販売ページへと誘導している(こちらも売り込み色が薄い)。

といった辺りですね。

 

訪問者に「カジュアル+和柄バッグの組み合わせは有りかも♪」「帯をリメイクしてバッグにできるの?」と思って貰えれば、こちらもコンテンツとしての目的は果たせますね。

 

和柄バッグの関連記事

ちなみに、みつやまさんではリメイク和装バッグのコンテンツをもう一つ作られてます。

合う? おしゃれストリート+カジュアル服+リメイク和装バッグ | 帯の仕立て屋 ㈱みつやま

こちらは「服装にミスマッチでした!」という実に正直な感想を載せられていますw

コンテンツマーケティングでは、この様にイマイチな部分も正直に見せるという姿勢も重要な要素なんでしょうね。

 

最後に

以上、「帯の仕立て屋 ㈱みつやま」さんの事例を2つ見てきましたがいかがだったでしょう?

いずれも、さらに切り口を変えたコンテンツを増やして行くことで、商材への入り口を広げて行く事が出来ますよね。

 

更に、この2つの事例は、みつやまさんの本業である、

  • 帯の仕立て・加工
  • 帯・帯芯の販売

周辺を攻めているのも興味深い点ですね。

 

実際に購入してみた訳ではありませんので、ここから先はあくまで僕の想像ですが、「帯の仕立てや購入」よりハードルが低く、時流に乗った商材・サービス(端切れ販売やリメイク)をフロントエンドに据えているのではないかと思っています。
(バックエンドに、帯の仕立て・加工・販売が来る?)

 

後は、

  • SEOを意識したコンテンツ作り。
  • 動画コンテンツなどを使ったアクセス経路の拡大
  • 記事に興味を持って貰えた訪問者に関連記事の更新を受け取れるように、公式SNSアカウントやメールマガジンの運用
  • お客様の声の収集とサイトへの掲載
  • 現在の「端切れのみの販売」から、「全ての材料をセットにしたハンドメイドキットの販売」など商材自体の拡張

等のマーケティング施策を適切に実施していけば、かなりの効果が見込まれるのではないかと予想しています

 

実際にみつやまさんがどこまで計画されているのか解りませんが、もし機会があれば、現在のマーケティング効果や、この先の施策も含めてインタビューさせて頂きたいところです。

 

以上参考になれば幸いです。

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