先日(2018年6月17日)開催された、第14回『岡山ブログカレッジ(通称:岡ブロ)』で講師を務めてきました。
岡ブロでの登壇は1年ぶり。
今回のテーマは、
『武器を磨け!とあるマーケター誕生の物語』
ということで、
- 僕が「エンジニア」から「マーケター」に転身するまでの話
- 武器を磨くとはどういうことか
についてお話してきました。
特に「武器を磨くとはどういうことか」という話は、会社員、フリーランスに限らず、一定の成功を収めるためには絶対に必要な内容だと思っています。
と言う訳で今日は、その辺りも含めてシェアしたいと思います。
第14回 岡ブロの概要
今回は前述の通り、
- 前半で「ごく普通のエンジニア」が「マーケター」に転身する課程
- 後半で「武器を磨くとは」
についてお話してきました。
前半:とあるマーケター誕生の物語
前半は、僕の辿ってきた道ですね。
僕がこれまでを振返って、自分にとって大きかったと思うターニングポイントを2つお話しています。
ターニングポイントの1つは2017年4月。
奇しくも、ちょうど岡ブロがスタートしたのと同じ頃ですねw
この時に会社で色々とあって、僕はマーケターを名乗るようになりました。
本編では、この「色々」についてお話しましたが、僕の「黒い部分」が若干垣間見えたかも知れませんw
もう1つの大きなターニングポイントが13年前。
この頃の僕は「ごく普通のエンジニア」だった訳ですが、13年前からマーケティングを学び始め、磨きあげてきた課程をお伝えしました。
本編では、僕の黒歴史も語ってます。
ちなみに、なぜか皆さん、黒歴史の部分に興味を持たれたみたいで、プレゼン後の質疑応答では色々と質問を頂くことに。。。
本編ではちゃんとお答えしましたけど、もちろんブログで書けるような内容ではありませんw
後半:武器を磨くとは
後半は前半とは打って変わって、ノウハウ放出モードに。
ここでは「武器を磨く」という観点を3つのフェーズに分けてお伝えしてきたんですが。
フリーランスの方(あるいはこれからフリーランスを目指そうとしている方)が多かったので、話を、
「お金を稼ぐ」とはどういうことなのか
から始めました。
そこから見えてくる「武器を磨くことの意味」、そして「武器を磨く3つのフェーズ」へと入る構成ですね。
武器を磨く3つのフェーズをまとめると、
- 武器を選び、手にする
- 武器の効果的な使い方を学ぶ
- 武器の真の力を引き出す
なんですが、みなさん特に「第2フェーズ」が響いたみたいですね。
(まぁそういう構成にした訳ですがw)
気になる方はTwitterで ハッシュタグ「#岡ブロ」を検索すると解ると思います。
今回伝えたかった「もう1つ」の話
ちなみに実は今回、本当に伝えたかったことがもう1つあります。
一言で言えば、
継続こそが成功の秘訣
ってことなんですが、世間でよく目にする『継続力』とか『習慣化』って話ではありません。
もう少し哲学的な話なんですが、ここは時間の都合で泣く泣く割愛したので、この記事に記載しておきます。
辛いことからは逃げればいい?それとも続けた方がいい?
ここ最近、SNSなどで、
- 辛いことからは逃げればいい
- 楽しいことをやる方が成功できる
といった趣旨の発言を目にすることが増えてきましたよね。
もちろん、この発言には一定の真実が含まれているので、それを頭ごなしに否定する気はありません。
例えば、継続に関する書籍の中にも、こんな一文があります。
始めたことは何でもかんでも最後まで続けようとすると、もっと自分に合っていることを始める機会を見失ってしまう可能性が高い。
これには同意される方も多いと思います。
それに「逃げてはいけない」という呪縛のせいで身体や心を壊し、場合によっては自ら命を絶ってしまう、なんてことになったら本末転倒ですしね。
反面、同じ書籍の中に、こんな一文もあります。
自分にとってもっとも重要なことにだけは、しっかりと関心を持ち続けるようにしたい。
~書籍「やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける」より引用~
要するに、
- 「自分にとってもっとも重要なこと」を見つけるまでは逃げてもいい。
- けど、「自分にとってもっとも重要なこと」は継続しなければならない。
ということですね。
ただ自分が見たい景色を眺めに行く。それだけ。
この「継続する課程」の心境について、以前にこんなツイートをしたことがあります。
向いてないとか才能がないとか、そんなのは大した問題じゃない。ただ自分が見たい景色を眺めに行く。それだけ。 → おとなの小論文教室。 https://t.co/12OIeqnxpS #ほぼ日
— T.Murakami@海外事業マネージャー (@SY_SI_Murakami) 2018年5月24日
先にその景色にたどり着いた人に嫉妬することもある。小石につまづいて挫けそうになることもある。
少し立ち止まり。
また、見たい景色を思い出して歩きだす。
それだけ。— T.Murakami@海外事業マネージャー (@SY_SI_Murakami) 2018年5月25日
その景色を見ることに何の意味がある?
もっと良い景色があるんじゃない?そんな言葉に迷うこともある。
それでも見たいと思うから。
また、見たい景色に向かって歩きだす。それだけ。
— T.Murakami@海外事業マネージャー (@SY_SI_Murakami) 2018年5月25日
時に迷い、挫け、立ち止まり。
それでも歩き続けた者だけに見える景色。そんな景色が見たいから。
今日もまた歩き出す。
それだけ。
ただ、それだけ。— T.Murakami@海外事業マネージャー (@SY_SI_Murakami) 2018年5月25日
何が言いたいかというと、「これこそ我が道!」と思ったことを続ける時って、もう「辛い」とか「楽しい」とか、そんな感情の部分は超越してしまうんですよ。
というか、感情に左右されてるようじゃ、とてもじゃないけど続けられない。
だって13年ですよ?
日々、仕事に、家事に、育児に追われながら、忙しい合間を縫って続ける。
そこに感情を挟み込む余地なんてないです。
そうやって、ただただ道を歩んで行き、ある日振返って初めて、
あぁ、これだったんだな。。。
って事に気付く。
道を究める
って、そんな感じなんだと思います。
(僕もまだまだ道の途中ですがw)
最後に
という訳で、今回のテーマで本当に伝えたかったことは、
道を究めるとは、どういうことか
なんですが、時間の都合と、オッサンの説教臭いのとで割愛しましたw
就職したらとりあえず3年は続けろ。とは言いません。
ただ、「これはっ!」と思う道を見つけたら、とりあえず3年は続けて欲しいなぁ(*´ω`*)
以上、参考になれば幸いです。