先日、整理整頓が出来ない原因は「物が多い」という事。
また、物が多すぎると整頓が出来ないので「物を減らす」努力が基本だとお伝えしました。
そこで今日は、物が増えてしまう原因を探り、極力、無駄な物を増やさないような工夫が出来ないかについて考えてみたいと思います。
物が増える原因を探る
まずは物が増える原因についてですが、職場では特に、
- 部下が報告ついでに資料を置いていく。
- 会議などでは、打合せ資料が大量に配布される。
- 上司が「目を通しておいてね」といって資料を置いていく。
といった具合に、自分で物を増やす気が無くても周りがドシドシ物を増やしていってくれますw
捨てまくる前にできる事
なので「整理整頓の基本は捨てる事」とは言いますが、 これって例えるなら「食べまくりながら、ダイエットに勤しむ」のと同じ状態なんじゃないかと思います。
もっといえば、この「食べまくり」の習慣をどうにかしなければ、ちょっと気を許すと一気に物で溢れ返りますよね。
という訳で、
- 整理整頓の基本は捨てる事
- ただし不要な物を捨てまくる前に「まず、不要品を持ち込ませない」
というのが重要だと思っています。
不要な物を持ちこませない工夫
それでは、物を持ちこませないために何ができるか考えてみましょう。
一番解りやすいのは、紙でのやり取りは不要にするなどですね。
例えば、
- 資料は必ず電子ファイルを共有サーバーにアップロードしてもらい、パスをメールで送ってもらう(上司、部下)
- 会議で使う打合せ資料は事前に電子ファイルでの配布をお願いする。
といった感じで少しづつ物が増えるルートを塞いでいく事が大事だと思います。
とはいえ、上司にはなかなか言い難いという場合もあると思います。
その場合は、残念ながら自分で電子化していく方法を取らざるを得ないのが現状ですがw
(「捨てる」のフェーズに移行します)
最後に
僕自身、上記のような取り組みを少しづつ実施していってますが、お陰でデスク周りの物が増える頻度はかなり減ってきています。
理想を言えば、最終的に人から回ってくる物を0にしたいのですが、現実的には不可能なので、程良いところで折り合いをつけるしか有りませんよね。
以上、参考になれば幸いです。