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え!?セルフブランディングしたいって本気?ならブログ書いとくと良いかもね。

セルフブランディング

最近、いつも読ませて頂いてるブログで立て続けにセルフブランディングに言及した記事を読みました。

小物のためのセルフブランディング戦略 | kakujin

とある記事を読みました。 弱小ブロガーにセルフブランディングとか必要ないですよ? 要は、良質な記事を書いていけば、リピーターにつながるということです。”誰が書くか”より、”何を書くか&・・・

kakujinblog.com

(どちらも面白い記事だったので是非一読してみて下さい。)

 

僕も本業ではブランディング云々を考える事がありますので、これを機にセルフブランディングについてあれこれ書いてみようと思います。

 

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セルフブランディングとは

まず、セルフブランディングって何?という方のためにザックリと説明しておきますと、セルフブランディング=セルフ+ブランディングの合成語です。

なのでセルフブランディングとは何かを考える上で1番大事なのが、ブランディングとは何かという事。

このブランディングの認識が間違っているがために、ずれたセルフブランディングを目指す人のいかに多い事か。

ブランディングってこういう事

ブランディングについてはWikipediaにこうあります。

ブランディング(英: branding)とは、顧客の視点から発想し、ブランドに対する共感や信頼など顧客にとっての価値を高めていく企業と組織のマーケティング戦略のひとつ。
ブランディング – Wikipedia

大事なのは「 顧客にとっての価値を高めていく」という部分。その価値の中に「共感」や「信頼」といった感情的価値が含まれているという事です。

これに加えて、ブランド戦略を考えていく際には、

  • ブランド認知 : 顧客からどれだけ認知されているか。
  • ブランドイメージ : 顧客からどう認知されているか。

の2つが重要な要素となります。

なので、いくら有名になってもブラック企業のレッテルが貼られていてはブランド戦略としては失敗って事ですねw

これ重要です。

ブランディングについては、この記事も参考になります。
参考ブランディングとは?正しい意味と実行4ステップを完全解説

セルフの部分を考慮すると・・・

前述の企業のブランディングを個人に当てはめたものがセルフブランディングです。

なので、前述の「企業のブランディング」の説明文を置き換えると、

自分自身に対する共感や信頼など関わる人(特にステークホルダー)にとっての価値を高めていく、個人のマーケティング戦略のひとつ。

という事になりますね。

 

結局、セルフブランディングって。

なので、セルフブランディングでも

  • 「関わる人にとっての価値を高めていく」が重要。
  • 自分の認知度の向上、周囲からの自分に対するイメージの2つが重要な要素になってくる。

と言えるでしょう。

なので「価値を高める」という部分や「(自分が想定した)適切なイメージを持ってもらう」という部分をおざなりにして、いくら人を集めて有名になったとしても、セルフブランディングとしては意味が無いという事です。

 

個人が発揮できる価値って何さ

以上の中で最も難しいのが「価値を高める」という部分でしょうか。

逆に高い価値を提供し続ける事が出来れば、認知、ブランドイメージは後からついて来るとも言えますしね。

という事で次は、個人が発揮できる価値について2つほど挙げてみましょうか。

個人が発揮できる価値には他にも色々とありますが、挙げていくとディープな話になり過ぎるのでw
(気になる人はツイッターとかで質問して下さいね)

スキル、知識

まず最初に思い浮かぶのは個人に付随しているスキルや知識ですよね。

スキルや知識の無い人にとって、それを提供して貰えるという事は非常に高い価値を持つと言えます。(例えば、士業と呼ばれる業種の方々をイメージすると解りやすいかもしれません)

他にも、ITスキルやマーケティングスキルなど、色々挙げられますよね。

 

加えて、価値には希少性という要素がありますので、スキルや知識が希少であればあるほど、それだけ相対的に価値は高くなります。

 

作品

もう一つ挙げるとすれば、作品でしょうか。

最初に挙げたAPOLLONの記事にも、解りやすい例として東野圭吾さんが挙げられていますね。

この場合、小説という価値ある作品を通じて、その作者として認知されるという流れですね。

作品の場合は需給関係も価値に影響します。

例えば、僕が小説を書いたとしても読みたいと思うのは家族や友人くらいのモノでしょう(しかも冷やかしw)。

 

スキルも作品もない。それでもセルフブランディングしたいなら・・・。

スキルや知識、作品などがあれば、それを主軸に据えたブランディングを展開するのが最短ですが、「スキルも作品もないけど、それでもセルフブランディングしたい」という方もおられるかもしれませんね。

 

それなら、僕はブログを書く事をおススメします

理由は3つ。

1. ブログを書くのに特別なスキルや知識は必要ない。

ブログを書くのに特別なスキルや知識は必要ありません。

といっても、ブランディングにつなげたいなら、

  • 何を書くのか(どんなコンテンツ、どんなポジショニングを主軸に据えるのか)
  • 何を書けば訪問者に価値を感じて貰えるのか(共感や信頼も含め)

を考えながら運営する必要はありますが。

 

2. ブログ自体が未完の作品の様なもの。

ブログは「記事」という形で自分の作品を世に送り出す事ができますし、その行為によってブログそのものが成長し続けます。

ブログ全体としてみれば、ブログそのものが決して完成する事の無い作品の様なものと言えるでしょう。

 

3. ブログ=セルフメディア(個人の作れるメディア)

ブログに記事を投稿するという活動そのものがアクセスの獲得という形として、認知の獲得と直接結び付く行為でもあります。

またセルフメディアと言われるだけあって、ブログが成長し認知度が上がって行けば「ブログの中の人」というブランディングに繋がる事もあります。

  • インパクトのあるアイコンを使う
  • SNSで交流・拡散する
  • リアルで会う

など自分・メディア双方に対する認知の強化に繋がる施策も併せて行う事ができますしね。

 

補足:セルフブランディングのためにブログを書く時に避けて通れない問題

以上でまとめに入ろうかとも思ったんですが、少しだけ補足を。

セルフブランディングのためにブログを書く時に避けて通れない2つの問題というか、切り分け出来ない領域があって、ここを考慮して上手くやらないとセルフブランディングには繋がりません。

セルフブランディングかメディアブランディングか。

一つ目がセルフブランディングかメディアブランディングかという問題。

「ブログ=セルフメディア」なので、自分軸(セルフ)とメディア軸の両方のスタンスが取れてしまいます。(これがブログというフォーマットの良いところでもあるんですが。)

要は自分軸に繋がるようなコンテンツの作り方をしないと、人は集まるけどセルフブランディングには繋がらないブログが完成します。

1次コンテンツか2次コンテンツか。

二つ目が1次コンテンツか2次コンテンツかという問題。

完全にオリジナルな作品(小説とかイラスト)は1次コンテンツであり、その人のブランディングに直結しますよね。

でも大半のブログは1次コンテンツと2次コンテンツの切り分けが難しい領域で記事を書くことになると思います。

例えば、書評、レビュー、レシピ、ハウツー、体験記などなど。

これらの記事どう書けば自分自身のブランディングに結び付くのでしょう?

 

それは自分の要素がどれだけ入ってくるかで変わります。

  • 1人称
  • 自分の生の体験
  • 自分の思想や感情

などなどですね。

一言でいえば「自分でなければ書けない事を書く」なんですがw

例えば、

  • キュレーションサイト、速報系のブログなど : メディアブランディング×2次コンテンツ
  • 論説系のブログ : セルフブランディング×1次コンテンツ(に近い)

といった感じでしょうか。

 

まとめ

以上をまとめます。

  • セルフブランディングに大事なのは「価値の提供」「周囲からの認知とイメージ」の3つ(価値の中には「共感」や「信頼」なども含まれる)。
  • スキルや知識、作品などがあれば、それを主軸に据えたブランディングを展開するのが最短。
  • スキルや知識、作品などが無いならブログを書くのがおススメ。

といったところです。

 

ちなみに僕はと言えば、ぶっちゃけセルフブランディングなんて意識してません

ためになった!面白かった!と言ってもらえる記事に心血注げば全ては後から付いてくると思ってますので(多分、金と名声も?w)。

 

以上、参考になれば幸いです。^^

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