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【SEOキーワード選定方法】第1章:検索エンジンとは何だ?

検索エンジン

先日、ブログアクセスアップのセミナーに参加し、懇親会などでも色々な話をさせて頂きました。

その中で気になったのが、キーワード調査の方法を知らない方が多いという事。

 

そこで今日は「本気で取り組むキーワード調査方法」についてシェアしたいと思いましたが、1記事程度では語り尽くせるものでは無いので、何回かに分けてお伝えしたいと思います。

まずはその前振りとして、SEOの本質から見たキーワード調査についてシェアしたいと思います。

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検索エンジンとは何だ?

まずは「検索エンジンとは何ぞや?」という所から。

と書くと「え?そこから?」なんて言葉が聞こえてきそうですが、一応意図がありますので少々お付き合い下さいw

検索エンジンの目的

検索エンジンはインターネット上の情報収集しユーザーが探している何かを提示するサービスですよね。

なので、検索エンジンからしてみればユーザーに返す答えの善し悪しがサービスの質に直結するからこそ、

コンテンツの良し悪しを正しく評価し、検索ユーザーが満足する答えを提示する事に心血を注いでいる

という訳です。
(この「正しい評価」のために200以上の要素を用いていると言われていますが、その辺りは割愛しますw)

 

別の見方をすれば、検索エンジンとは、あるキーワードを含む様々なコンテンツの中から、よりユーザーが満足するものを選定してランキング形式で提示する、

あなたの探し物はこれ(っぽい)ランキング

だと言えますねw

検索ユーザーは、この「ぽい」ランキングを上から順に見て行き、満足いく答えがあればそこで検索は終了という動きを取ります(ここ、重要です)。

サイト運営者から見た検索エンジンとは

これに対して、僕達サイト運営者から見た検索エンジンは、

ランキング順位によって競合サイトとシェアを奪い合っている市場

という捉え方ができます。

サイト運営者としては何としてもランキングのより上位に喰い込みたい、だからSEOだ何だという話になってくる訳ですね。

 

本稿のテーマは「キーワード選定」ですので、ここからはキーワードとそれを取り巻く市場という視点で見て行きましょう。

 

(っぽい)ランキングを取り巻く3つのプレイヤー

検索市場

ここからは少しだけマーケティングっぽい話になりますが、検索エンジンをキーワードを中心とした市場と捉えた場合、市場を知ることが重要です。

特に、

  • 検索ユーザー
  • 競合サイト
  • 自サイト

3者の関係を理解することが必要不可欠になってきます。
なぜなら、この関係性が検索順位とアクセス流入に大きく関わるから

 

それぞれポイントを掻い摘んで見て行きましょう。

検索ユーザー

検索ユーザー

まずは検索エンジンの利用者の理解ですね。

検索キーワードには訪問者の意図が込められていると同時に、その意図が市場を形成しているので、

  • どの位の人が(検索ボリューム;母数)
  • どれくらい強く(ニーズ強度)
  • どんな答えを求めているのか(ニーズ)

という捉え方が大切です。

検索母数が多ければ多いほど、そのキーワードで獲得できるアクセスの総量は多くなりますし、ニーズ強度が強ければ強いほど、低い検索順位まで辿る傾向にあります

また、ニーズに対して満足に答えられるコンテンツほど評価されるハズです(ここは、あくまで予想ですがw)。

競合サイト

競合サイト

次が競合サイトの分析ですね。

どんなに検索ボリュームが多いキーワードを狙って、どんなに質の良いコンテンツを作ったとしても、競合サイトが強すぎて自分のコンテンツが上位に表示できなければ、アクセスを獲得する事は出来ません。

ですので競合サイトについては、

  • どれくらい評価されているサイトが
  • どんな答えを提示しているか

という視点での分析が大切です。

自サイト

自サイト

最後が自サイトの分析ですね。

  • 自サイトはどれくらい評価されていて
  • 競合サイト以上に検索ユーザーを満足させられる答えを準備できるのか
  • どの順位になら食い込めるのか

というのがポイントですが、要は競合に勝てるのかという事です。

なお、この評価は相対的なもので、自サイトの評価が上がって行けば、今勝てない相手だとしてもいずれは逆転する可能性もあります。

 

キーワードリサーチ4つの視点

以上を踏まえた上で、

キーワードリサーチとは何か

について改めて考えてみたいと思います。

 

究極的に言えば、キーワード調査はアクセスを集められて上位表示できるキーワードを見付ける事なんですが、どの視点でキーワードを探すかによってアプローチする方法は異なります

 

よくある4つの視点を紹介しておくと、

  1. コンテンツのテーマは決まって無い → よりニーズの多いテーマ(キーワード)を探りたい。
  2. コンテンツのテーマは決まっている → 訪問者の獲得により有効なキーワードが知りたい。
  3. 既にコンテンツは公開している① → カバーしきれていないキーワードを知りたい。
  4. 既にコンテンツは公開している② → 競合からシェアを奪い取れるキーワードを知りたい。

といったところですね。

キーワード調査4つの視点

この様にキーワードを探す意図によってアプローチする手順や利用するキーワード調査ツールは異なってきますので、今どんな意図でキーワードを探しているのかを意識しておく事が重要となってきます。
(これが「キーワードリサーチ=キーワードプランナー」と言いきれない部分ですね)

 

この辺りの視点ごとのアプローチ方法については後日シェアしたいと思います。

 

最後に

以上の通り、本稿では具体的なキーワードリサーチ方法に言及する前に、

  • 検索エンジンの本質
  • 検索市場にいる3つのプレイヤー
  • キーワードリサーチ4つの視点

に迫ってみました。

 

検索エンジンの目的である検索ユーザーが満足する答えを提示するという視点から逆算していけば、

  • どんなキーワードで検索されているのか
  • そのキーワードに対して、どんなコンテンツを作れば良いのか

が自然と予想できてくるハズです。

その事前調査として、

  • どの位の人が(検索ボリューム;母数)
  • どれくらい強く(ニーズ強度)
  • どんな答えを求めているのか(ニーズ)

のヒントを得たり、シェア獲得の精度を上げるためにキーワード選定法が存在しているのだという捉え方をして頂ければ幸いです。

footstamp

 

次回予告!

次回は、キーワードリサーチツールについて見ていきたいと思います。

 

ちなみに僕が見ているキーワードリサーチツールを概念図的に表すと以下の通りですね。

キーワード調査ツール概念図

この図をご覧になってピンとくる方は、次回の記事をご覧になっても知っている事ばかりになるかも知れません。。。

逆に「え?何?詳しく・・・」という方は、ぜひ次回の記事をご覧頂ければと思います。
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