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SEOに強いブログ記事の書き方!SEOの本質から考える4つのポイント

SEOに強いブログ記事の書き方

 

SEOに強い記事は書けていますか?

 

このブログはお陰様で先月で 23 万PV(セッション:約 17 万)を達成することができました(訪問して下さった皆さま、ありがとうございます!)。

 

そのうちの約 8 割は検索エンジン経由からのアクセスとなってますので、自分なりに上手く検索に強い記事の書き方が出来ているつもりです。

 

という訳で、今回は僕がブログを書く上で意識している「 SEO に強い記事の書き方」をシェアしたいと思います。

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SEO に強い記事を書くなら、テクニックより本質を考えよう

「SEOに強い記事の書き方」というのは、もう色々なブログやサイトで言及されていますよね。

なのになぜ、このテーマで記事を書くことにしたのかというと、それらの多くが主に SEO のテクニックについて書かれてたものだったからです。

 

速攻性はあるけど、検索エンジンのルールが変わったら使えなくなってしまう可能性があるのがテクニック

なので、テクニックより本質を理解して貰える記事を書こうかなと思い立った次第です。

 

記事を書く時のSEOのテクニックってこんなもの

まずは他のブログやサイトで解説されている、記事の書き方に関する SEO のテクニックについてはザックリ紹介しておきますね。

 

タイトル

タイトルに関する SEO テクニックは主に次の2つ。

  • タイトルにキーワードを入れる(入れ過ぎ注意!)
  • タイトルは検索結果で目立つようにする

他にも「検索結果にタイトル全体が表示されるように32文字以内にする」といった内容もありますね。

本文の冒頭

本文の冒頭(導入文、リード文とも言いますね)についても SEO テクニックが挙げられてたりします。

例えば、

  • もちろん冒頭にもキーワードを入れる(入れ過ぎ注意!)
  • できれば文章の内容を簡潔にまとめたものにする

などですね。

見出しタグ(h1,h2,・・・)

見出しタグもSEOには重要だとよく言われます。

例えば、

  • もちろん、見出しにもキーワードを入れる(入れ過ぎ注意!)
  • 見出しは適切に階層化する

など。

アイキャッチ画像

アイキャッチ画像について言及している記事もありますね。

  • アイキャッチ画像を入れて読みやすくする

画像

画像について SEO で触れられるのは「alt タグ」に関する事が中心でしょう。

  • 画像には alt タグに説明文を入れる

文章量

最近では、SEO と文章量を関連付けて言及する記事もよく目にしますね。

  • 文章量は適切な量にする(あるいは多い方が良いという意見も)

本文

本文については色々と書かれてますが、SEO に関する内容でいうと主に次の内容でしょう。

  • 読者目線を忘れずに
  • タイトルと内容は一致させて
  • 分かりやすく
  • 根拠を添えて
  • 自分の意見・考えを入れる

meta タグ

他にも記事そのものではありませんが、meta タグも SEO に関する記事ではよく触れられてますよね。

  • keywords にもキーワードを入れる(入れ過ぎ注意!)
  • description はキーワードを入れつつ、適切な文章量(約120文字)にまとめる

※ちなみに Google は meta keywords を SEO の要素として使っていません。
(参考:ウェブマスター向けオフィシャルブログ [2009.09.21時点])

※ Search Console ヘルプの Google がサポートしているメタタグ にも含まれてないので、これは今も変わってないでしょう。

 

検索エンジンの目的から考える SEO の本質

もちろん上に挙げたテクニックが間違っているという訳ではありません。

 

ただ、冒頭にも述べたように、本当に SEO に強い記事の書き方を理解したいなら、テクニックより本質を理解する方が大事だということです。

検索に強いとは?

まず「検索に強い」というのはどういうことなのか。

ここを考えてみましょう。

 

「検索に強い」というのは「検索エンジンに評価される」のと同じ意味ですよね。

これは更に「検索エンジンの目的に合っている」と言い換えられます。

 

検索エンジンの目的は・・・

では、検索エンジンの目的とは何でしょう?

こちらの記事 【SEOキーワード選定方法】第1章:検索エンジンとは何だ? から引用します。

【検索エンジンの目的】

検索エンジンはインターネット上の情報を収集し、ユーザーが探している何かを提示するサービスです。

なので、検索エンジンからしてみればユーザーに返す答えの善し悪しがサービスの質に直結するからこそ、コンテンツの良し悪しを正しく評価し、検索ユーザーが満足する答えを提示する事に心血を注いでいるという訳です。

更にコンテンツの質については、Search Console ヘルプの 1.4 質の高いコンテンツを作成する に、こうあります。

  • 有益で情報が豊富
  • 他のサイトより価値が高くて役立つ
  • 信頼性がある
  • 高品質
  • ユーザーを引き付ける

 

以上を踏まえると、検索エンジンの目的は「検索ユーザーに対して、1番良い(だろう)ものから順に答えを提示すること」ですよね。

 

なので、SEO に強い記事にしたければ、

  • 訪問者がどんな答えを求めて検索しているのか(検索意図)を理解する
  • 訪問者の回答になっている記事を書く

という事ですね。

 

SEOに強い記事 4つのポイントとテクニックの関係

それでは以上を踏まえて、SEOに強いブログ記事の書き方について見て行きましょう。

①「SEOに強い記事」は検索エンジンに適切に内容を伝える

まず押さえておきたいのが、検索エンジンに記事の内容を上手く伝えてあげるということ。

検索エンジンに自分の記事が検索結果として1番良い(だろう)ものかどうか判断してもらうためにも、ここは大事です。

 

実際に検索エンジンが記事の内容をどうやって理解しているのか正確には解りませんが、SEOに重要な要素と言われているタグや本文などから総合的に判断していると思われます。

 

例えば、検索ユーザーが特定のキーワードで検索した際に、そのキーワードや関連するキーワードがこれらのタグに盛り込まれていれば、そのキーワードについて書かれた記事だと判断しているといった具合ですね。

 

なので、次の部分に検索結果の上位に表示して欲しいキーワードやその関連キーワードを適切に入れてあげるのが効果的だと言われてます。

  • タイトル
  • 見出し
  • meta description
  • 本文の冒頭
  • 本文
  • 画像のalt属性

ただし、検索エンジンにはスパムかどうかを判定する能力も持っていますので、

  • タイトルと本文の内容が一致していない
  • キーワードを入れ過ぎている

などがあると逆にマイナス評価を受けることになりますのでご注意ください。

何事も適度が肝心ということですね。

 

②「SEOに強い記事」は検索ユーザーから選ばれる

次に押さえておきたいのが、検索結果の中から選ばれることの重要性です。

僕自身も何度も経験していますが、検索エンジンは検索結果でクリックされない記事は、検索ユーザーが求めて無いと判断して順位を下げていく傾向にあります

 

ここで僕達が参考にできる重要な指標はクリック率(Search Console 上の CTR)ですね。

検索結果で上手くクリックして貰うためには検索結果に表示される、

  • タイトル
  • meta description(または本文の抜粋)

の2つの要素だけで検索ユーザーの興味を引く必要があります。

そこで、この2つの要素に「読みたくなる切っ掛け」を盛り込めるかがポイントになるんですが、ここではタイトルに使える煽りのパターンをいくつか挙げておきますね。

パターン補足
問いかけ○○って知ってる? 問いかけられると答えを知りたくなる
ノウハウ○する方法
具体性○つの秘訣数字を入れるとイメージしやすくなる
簡便性○○するだけで・・・時間やステップ数を示しても良い
矛盾○○せずに・・・「更新せずにアクセスアップ」のような逆説的な内容
権威性プロの○○だけが知っている・・・応用として「ブログ歴○年」など経歴を入れても可
感情マジか!・・・喜怒哀楽や驚き、癒し、などなど
ターゲット ○○な人は・・・
 条件 もし○○してるなら・・・本文とは逆の状況を入れることが多い
 ニュース性 ○○はもう古い!
 告白 実は・・・

 

これらを応用したり組み合わせたりするだけで興味を引きやすいタイトルが作れますし、他にも色々なパターンがありますので興味があれば調べてみると良いですよ。

ちなみに僕も未だにタイトルの付け方には悩みます。。。

 

③「SEOに強い記事」は訪問者を満足させている

次に押さえておきたいのが、訪問者の満足度です。

言い換えれば、「検索意図」と合っているか、ということですね。

 

例えば、

  • 本文はしっかり読まれているか
  • 再訪問されているか
  • 他のコンテンツも読まれているか

といった部分で判断できます。

 

ここで僕達が参考にできる重要な指標は、Googleアナリティクスの、

  • 滞在時間
  • 離脱率・直帰率
  • 精読率(ページ内遷移)

などです。

 

これらの指標を改善しようと考えれば、自然と、

  • タイトルと本文の内容を一致させる
  • 先を読み進めてもらえる様に、本文の冒頭やアイキャッチを工夫する
  • 本文は簡潔で分かりやすく、自分の意見・考えを入れるなどしてオリジナリティのあるものする
  • 重要な箇所など目立たせたい箇所は強調や文字色を変えたりする
  • 各項目は見出しで分け、必要に応じて階層を分ける
  • 文章量は適切な量にする

といった工夫をしますよね。

 

こういう訪問者のための工夫が SEO にも効果的ってことです。

 

④「SEOに強い記事」は訪問者にアクションを起こさせる

最後に押さえておきたいのが、訪問者が次に取る行動です。

ここが一番ハードルが高く、また SEO 的には最も重要かもしれません。

 

というのも、記事を読んでくれた訪問者に次に取って欲しい行動が主に次の3つですよね。

  1. 他の記事も読んでみる
  2. SNSなどでシェアする
  3. 訪問者のブログ・サイト内で引用する

これらの行動が、更に SEO の効果を高めてくれるからです。

 

それぞれ見て行きましょう。

他の記事も読んでみる

訪問者が他の記事も読んでくれる事で、滞在時間は伸び、直帰率は下がります。
(加えてPVも増えますしね)

なので、訪問者には少しでも他の記事に興味を持って貰う方がSEO的にも良い訳です。

 

ここで僕達が参考にできる重要な指標は、Googleアナリティクスの「ページ/セッション」ですね。

これは記事の最後に関連記事を紹介するといった工夫である程度は改善できますが、特定のテーマに集中して記事を書く方が良い結果になるのは言うまでもありません。

これが専門ブログが強い理由の一つですね。

 

SNSなどでシェアする

SNS上のシェア数、ソーシャルブックマーク数などを総称してソーシャルシグナルと言われますが、実はGoogleは、このソーシャルシグナルを検索順位の判断に使っていません

 

その根拠は以下の2点。

  1. Googleのスパム対策チームのリーダーであるマット・カッツ氏が利用していないと明言している(2014/01/22時点)。
    (参考:Google「Twitter や Facebook ソーシャルシグナルを検索順位に利用していない」と明言 ::SEM R (#SEMR)
  2. その後、スイスGoogleのウェブマスタートレンドアナリスト(何をしてるか不明w)のジョン・ミューラー氏も使っていないと明言している(2015/07/30時点)
    (参考:404エラーページに設置したい12種類の要素 | 海外&国内SEO情報ウォッチ | Web担当者Forum

 

その後も特にソーシャルシグナルが検索結果に用いられるようになったという話は聞かないので、現在でもSNS上のシェア数、ソーシャルブックマーク数などはSEOに対して、直接の影響がないのは確かでしょう。
(ただし、はてなブックマークは被リンクになるので別ですが)

 

それでも、SNSなどでシェアされれば、

  • 話題になった情報をまとめているサイトやサービスに掲載される
  • 多くの人の目に触れることで、引用されるなどの被リンクを得る可能性が高まる

といった間接的な被リンクを得られる効果が見込めますので、やはり重要だと言えますよね。

※被リンクの効果については次の項で触れます。

 

ちなみに、SNSでシェアされるには、

  • 興味をもって貰えるタイトルにする(「SEOに強い記事」は検索ユーザーから選ばれる の項参照)
  • アイキャッチ画像を目立つものにする(SNSに画像付きでシェアされると目立つので)
  • 感情を動かす、ツッコミを入れやすい、といったシェアを誘導する要素を盛り込む

といった工夫が必要になります。

 

もちろん、シェアされるだけの価値ある記事を書くことが一番大事なのは当然ですよね。

といっても何に価値を感じるかは人ぞれぞれ。そこが一番難しいところです。。。

 

ブログ・サイト内で引用する

最後に最もハードルが高いのが、これですね。

ただ、自然な被リンクを獲得できるなどのメリットもありますので、最終的にはここを目指して行きたいものです。

 

ちなみに被リンクの効果については賛否両論あります

ただ、SEOMOZ から未だに被リンクが重要だという報告が上がってましたし、僕自身の経験上でも未だに被リンクの効果は無視できないほど大きいという実感もあります。

(参考:【Googleアルゴリズム】2015年検索エンジンランキング要素発表!-SEOMOZ)

被リンクが検索エンジン以外のブログへの貴重な入口になるという点もまた重要なポイントですので、被リンクは重要というスタンスで話を進めますね。

 

仮に被リンクが重要だとして、どうすれば他のブログ・サイトで引用されるんでしょう?

 

簡単に言ってしまえば、SNSでシェアされるの場合と同じように、

  • 引用されるだけの価値がある記事を書く
  • より多くの人の目に触れる

というのが大事になってきますが、他のブログ・サイトで引用してもらうのには運の要素も大きいのが実情です。

 

では全て運任せなのかというと、ここにも攻略方法が無い訳ではありません。

ここではヒントに留めておきますが、

特定のテーマの情報を紹介している優良サイトの掲載を狙う

というのは有効な手段です。

 

例えば、SEOやソーシャルメディア活用といったウェブマーケティング関連のテーマであれば、比較的掲載されやすいサイトに ferret-plus.com などがある、といった具合ですね。

 

自分のブログのテーマにあったサイトを探して分析してみると攻略の手掛かりが見つかるかもしれませんよ。
(そんなサイトは無い!って場合は残念ですが・・・)

 

最後に

以上、SEOに強いブログ記事の書き方というテーマで見てきましたが、いかがだったでしょう?

まとめると、

  1. 検索エンジンに適切に内容を伝えているか
  2. 訪問者から選ばれているか
  3. 訪問者を満足させているか
  4. 訪問者にアクションを起こさせているか

の4つのポイントから導き出せる要素を盛り込んで記事を書きましょうということでした。

これらを念頭に、じゃあ具体的にどうすれば良いのかという部分をテクニックで補ってもらうと、自然とSEOに強い記事が書けるようになるんじゃないでしょうか。

 

以上、参考になれば幸いです。

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