先日からお伝えしている通り、ここ最近、帯の仕立て屋 ㈱みつやまさんのビジネスコンサルに入らせて頂いてます。
昨日でコンサルに入らせて頂いて1ヶ月が経ちましたが、実は10日ほど前に第一回目の提案書を提出させて頂き、ご好評頂けてホッとしていますw
みつやまさんには、ビジネスコンサルと併せてメディアコンサルも実施させて頂いてるんですが、直近1ヶ月のメディアコンサル実績が見えて来ましたので、今日はその辺りをシェアしたいと思います。
たった1ヵ月でもメディアはこれだけ改善できる!・・・かもw
まずは直近1ヶ月のメディアコンサルの実績からお伝えしたいと思います(といっても例に漏れず、実数の公開は控えさせて頂きますがw)。
サイト全体のPV・セッション改善率
コンサルに入らせて頂く前後1ヵ月のサイト全体のPV,セッションを比較すると、
- PV:41.93%増
- セッション数:42.19%増
と、コンサルに入って僅か1ヵ月ですがPV, セッション共に40%強の改善を達成させて頂きました!
(って書くと「元々のアクセスの母数が少ないんじゃないの?」と穿った見方をされる方が居るかもしれませんが、元々PV・セッション共にかなり多目のサイトですのでアシカラズw)
その前3ヵ月間はPV, セッション共に平均1桁台の伸び率でしたので、これはかなり良い数字が出せたのではないでしょうか。
しかもこの間の記事更新数は、たったの4記事だった事を加味すると驚異的な改善率かもしれませんね!
っと、ここでドヤ顔したいところですが、ビジネスコンサルである以上、実はこの数字の改善には大した意味はありませんよねw
集客コンテンツ,セールスページの改善率
というのも、ビジネス用メディアに関して言えばビジネスに結びつかない部分でいくら数字を改善してもアレですから。
という訳で、集客コンテンツおよびセールスページについても、それぞれ改善率を見てみましょう。
集客コンテンツの改善率
こちらも過去1ヵ月の集客コンテンツ全体のPV,セッションを比較すると、
- PV:78.78%増
- セッション数:72.33%増
と、コンサルに入って僅か1ヵ月でPV, セッション共に70%以上の改善を達成させて頂きました(ドヤ!w)。
セールスページの改善率
こちらも過去1ヵ月のセールスページのPV,セッションを比較すると、
- PV:76.94%増
- セッション数:61.72%増
と、コンサルに入って僅か1ヵ月でPVは70%以上, セッション数は60%以上の改善を達成させて頂きました(ドヤ、ドヤ!!www)。
収益改善のインパクト
思わずドヤドヤ言いましたが「セールスページの成約率は前月と同じ」と仮定した場合、
たった1ヶ月で売上が1.7倍になった
という見方もできますよね。
そう考えると、この数字のインパクトがご理解頂けると思います。
(まぁ、実際の注文数の推移は、まだお聞きできてませんので、あくまで仮定の話ですがw)
収益性改善の施策
ここまで見て頂ければ、実際に何をやったのか気になりますよね?
実際に見てみましょう。
収益性改善の定石はこれ
ビジネス用メディアの収益性を改善したいという場合は主に、
- コンバージョン(成約)率の改善
- 導線(訪問者を集客→セールスページ→成約へと導く線)の改善
を検討していきます。
一般的にどちらを先に着手するのかと言えば、コンバージョン(成約)率の改善から着手するのが定石ではあります。
が、今回はあえて導線の改善から入らせて頂きました。
その理由も含めて以降で述べたいと思います。
導線についての考え方
導線についての考え方には色々あると思いますが、僕の場合は次の3つの段階を想定しています。
点(単一ページ内の導線)
まず考えるのは点(単一ページ内の導線)です。
要は特定の単一ページ内で、訪問者が離脱すること無くスムーズにゴールへと進んで貰えるかどうかですね。
この段階の精度が低い(離脱率が高い)場合は、次の段階に進んでも上手く行きませんので、まずはこの単一ページ内の導線の精度を上げて行く必要があります。
単一ページ内の導線の改善については、
- タイトルと内容を一致させる
- 導入文で求めている情報である事を理解して貰う
- 読みやすい文章にする(1文は短く、ターゲットの言葉で書くなど)
- 読みやすいデザインにする(サイトデザイン、フォント、見出しの使い方など)
などなど、様々なサイトで言及されていますので、一度調べてみると面白いと思います。
点から線へ
次のレベルでは点から線へと導線を広げられないか事を考えます。
この段階で着目すべきは、訪問者がコンテンツ①からコンテンツ②へと離脱すること無くスムーズに進んで貰えるかどうか(青い矢印の部分)ですね。
この段階が上手く構築できるようになると、コンテンツを多段階の階層構造で構築したり、次の絵のように複数コンテンツからセールスページへと集客したりという事が可能になります。
この段階の導線の改善については、
- リンクの位置を工夫する(コンテンツの直下がベストと言われています)
- リンクのアンカーテキスト(またはバナー)を工夫する
- リンクを目立たせる工夫をする
といったところですね。
線から面へ
最終的な理想型がこれです。
各集客コンテンツの精度が高ければ(離脱率が低ければ)ですが、最終的には、このように関連コンテンツが強固に結び付いた逆ピラミッド構造全体で成約に繋げる型を考えます。
要は、各集客コンテンツの間にも導線を設けていく訳ですね。
なぜこれが理想型かというと、訪問者に気になる関連コンテンツを回遊して貰う中で、様々な疑問を解消して貰い、あるいは様々な事例を見て頂いた上でセールスページへと移動して貰う事ができれば、その方が成約率や再訪問率が上がる傾向にあるためです。
(単一コンテンツの精度が低いと、そのまま離脱しますがw)
今回の場合、みつやまさんの単一ページの精度が高かった事も有り、この逆ピラミッド構造の構築を念頭にアドバイスさせて頂きました。
(もちろん、もっと具体的にw)
集客コンテンツの改善率が最も高いのも、このためですね。
定石(成約率の改善)を崩した理由
以上を踏まえた上で、今回のアドバイスで定石(成約率の改善)を崩した理由をお伝えしておくと、次の通りです。
コンバージョン(成約)率の改善から着手するのが定石とはいえ、最終的には、
成約率の改善と導線の改善のどちらが効果的か
で判断するべきですよね。
今回は、サイトを分析させて頂いた結果、
- 点(単一コンテンツ)の精度が良かった。
- 元々SEO施策が余り施されていなかったと思われる(アクセス自体の底上げが容易)。
という理由から、
- 回遊率の向上
- SEO施策による集客数の向上
の両方の効果を加味すると、セールスページの成約率の向上より導線の改善の方がビジネス的に効果が高いと判断したためです。
最後に
という訳で、冒頭にお伝えした通りセールスページで見た時のPVを70%以上, セッション数を60%以上も改善を達成する事が出来たのは、以上の判断が上手くハマったためですね。
(もちろん、常にこのような結果が出せるとは限りませんがw)
ちなみに「線から面へ」の展開はそのままSEO対策になるというのは言うまでも無いですよね。
・・・
と色々と偉そうに書きましたが、最終的にはアドバイスさせて頂いた内容を実直に実行して頂いた、みつやまさんのお陰ですけどね。
(ホント。戦略・戦術より、それを実行する「人」が大事だと思います。)
以上、ブログを集客に使いたいという場合には、是非参考にして頂ければと思います。
追記
その後、みつやまさんには月間100万PVを達成して頂きました。
【コンサル実績】月間100万PVを月平均わずか2記事の更新で達成した事例に見る本質を極めるということ。
[帯の仕立て屋 ㈱みつやま」さんのコンサルに入って2年ちょっと。 ようやく1つの目標だった100…
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