どうやらシステムエンジニア(SE)ってのは忙しすぎる生き物のようです。
大抵の場合、長期プロジェクトの合間に容赦なく短期のタスクが差し込まれてくるなんてザラで、機能仕様書や要求仕様書、画面遷移図やER図といったIT系のドキュメントを作成しつつ、客先との打合せに出れば、議事録作成やら、報告書やら。
おまけに、手が足りないプログラマー(PG)のフォローのためにプログラミング部分や単体・結合テストまでやっつけます。
おかげで、タスクも漏れたり、スケジュール調整にウンザリしたり。
そんな状況をどうにかしようと、これまでも色々なツールを試してみたりもしましたが、ToDoリストごときじゃ到底おっつきませんし、スケジュール管理に手間を取られていては本末転倒というものですしね。
という訳でなかなか現状を打破できずにいました。
課題は3つ
ここに来て、新たな長期プロジェクトが発足したため自体は更に悪化w
んじゃ、どうするかって事で、現状を分析し、その結果から解決すべき課題を洗い出してみたところ、以下の3点に集約される事が解りました。
1.ボリュームやエンド(期限や納期)の異なるタスクを一元管理したい
まず第一に、
- 長期タスク
- 短期タスク
- 定期タスク
- タスクに付いてくる事務処理
などなど、そもそもボリューム感もエンド(期限や納期)も異なるタスクが積み上がってくるのを、どうにかする必要があります。
しかも可能であれば、これらを一元管理したい訳です。
2.アポイントの変更も多いので、スケジュール変更を簡便に行いたい
次に課題となるのが、スケジュールの柔軟な変更です。
というのも社内、社外パートナー、お客様含め、人と取り交わしたアポイントには変更が付き物ですよね。
なので、タスクやスケジュールの変更が発生するのが前提で、納期を睨みながらタスクやスケジュールを簡単に組み換えられる必要があります。
3.差し込み、積み残し、定期タスクを一目でみたい
3つ目の課題が閲覧性の問題です。
2の「スケジュールの柔軟な変更」にも関係しますが、とにかく、
- 差し込み(お客さんからの問い合わせや、追加タスクなど)
- 積み残し(差し込みの影響で予定通りに終わらないタスク)
- 定期タスク(事務処理系の定期タスクが多いのが、部下持ちのツライところ)
などなどを、一目で把握できるようにしておかないと、作業の漏れやら、何かと不都合も多くなります。
さてさて、これらを踏まえて、どうしましょう。
解決策は「やっぱり別管理w」
という事で、あれこれ思案した結果、
長期プロジェクトのタスク、差し込み、定期タスク、アポイントは、それぞれ別物として捉えてみようか
という結論に至りました。
そもそも、全てを一つのツールで一元管理するのは不可能っぽいという点と、実際に常々エンドを強く意識するのは、直近のモノだけOKなためです。
(進捗が思わしくない場合は別ですが、、、)
というわけで、以上の課題を踏まえて、今日から色々とタイム・マネージメント的な実験を開始したいと思います。